2021/06/09
【富山】「不陸をダイレクトに感じられるように、クロックスでやると良いかな」あづまコンクリート工業

自分は、カニ歩き転圧と名付けています!必ず小さいプレート(30kgタイプ)で行って下さい。また、ネタは濡れ気味ですと目潰れしやすくなりますので注意して下さい。この方法であれば誰でも綺麗に仕上げる事が出来ます。また、ベニアを引き直したり等の手間も軽減されますのでおすすめです!(あづまコンクリート工業墨田清太郎さん共有)
秘技!カニ歩き転圧!!
あづまコンクリート工業の2代目まさつぐこと墨田さん命名「カニ歩き転圧」はベニア工法に代わる新しいドライテックの締め固め方法
(以下、共有メッセンジャーグループに寄せられた墨田さんからのコメント一部割愛)
施工経験が無い人でも綺麗に仕上げできるようベニア転圧を推奨してきましたが、これからはカニ歩き転圧を推奨します。
先日、納入した現場にてベニア転圧を行ったところ、不具合を感じた業者さんがいます。
問題点として
トンボによる均しがよくなかった。
60kgの重いプレートを用いた。
施工幅が小さい中で旋回を何度も行った。
ベニアを引いていたことにより不陸を感じ取れなかった。
転圧した後にベニアをはぐった時には大きな不陸があり、クレームになりました。
自分は、カニ歩き転圧と名付けています!
必ず小さいプレートで行って下さい。また、ネタは濡れ気味ですと目潰れしやすくなりますので注意して下さい。この方法であれば誰でも綺麗に仕上げる事が出来ます。また、ベニアを引き直したり等の手間も軽減されますのでおすすめです!
忘れてました!プレートをかける人は、不陸をダイレクトに感じれるように、クロクッスでやると良いかなと思います。底が厚い靴だと不陸が感じ取りにくいです。
ごめんなさい、説明忘れてました。
この転圧のポイントは、旋回をしないということです。また、カニ歩いて真横に移動していく事により、
廻りが締め固まっていないため、プレートマークが非常に消し易いです。また、動画からは読み取りにくいですが、プレートを引っ張っる時に表面を滑らせて来ますので、表面のたってる石を寝かせて来ますので鏝をあてた状態になりますので綺麗な仕上がりになりやすいです。
宮本さん、ブログのネタに困っているとの事でしたので、公開させて頂きました。お願いします。
プレートコンパクタを旋回させるから凹凸(不陸、プレートマーク)が発生する。
そのため、以前墨田さんはベニア転圧を提唱した。
⚫︎参考記事:「2代目まさつぐが伝授?【透水性コンクリート】絶対に失敗しない仕上げのコツとは」
そして今回、彼はカニ歩き転圧という境地に立つことになった。
旋回させない。
だから、プレートマークが生じない。
旋回させない。
ちょっと前に行っては引っ込んで、ちょっと前に行っては引っ込んで、をカニ歩きで行う。
だから、しっかり締め固められる。
さらに、墨田氏によれば「クロックスでやると良いかな」と指摘している。
⚫︎参考記事:「今度は裸足で仕上げ?!」北陸【富山】のあづまコンクリートの透水性コンクリートでは必ずなにかが起きる
彼らのあくなき探究心には終わりがない。
なんなら、裸足で施工する人々だ。
安全靴警察が見たら真っ青だろう。
なお、墨田氏によれば富山では順調にドライテック(透水性コンクリート)の普及が広がっているという。
だが、あれこれ事情があって、写真や動画を公表することはしのばれるそうだ。
日本の建設現場のよくないことだと僕は常日頃思っている。
写真撮影禁止。
情報漏洩禁止。
まあ、個人情報とかならもちろんわかるが、何でもかんでも秘密にするのは一体どういう風潮だろう。
「建設って、そんなにやましいことしてるんですか?」
と聞かれたらどのように答えるのだろうか。
程度は注意しなければならないが、生コンポータルとしては全国各地の生コン打設あるいは関係する現場をもっとオープンにすべきだと思っている。
情報をオープンに。
通気性をもっと高く、風通しよく。
そのことで、「生コンをもっと身近に」できれば、世間からも理解が進む。
僕たちのやっている仕事は素晴らしい。
ならば、できるだけオープンに、市場と顧客の評価をダイレクトに受けられる、そんな産業構造が求められていると思う。
情報の取り扱いには十分注意するので、もしそんな「埋もれさせたくない現場」を共有してもらえれば、生コンポータルとしては積極的に発信していきたいと思っています。
宮本充也