2021/06/16
【東京】「建物横(犬走、サービスヤード)は兎角《排水》《雨水勾配》が課題になる」渋谷建材・オリジナルガーデン

東京都あきるの市。またまたまた自社問い合わせ物件、建物横(サービスヤード、犬走)の舗装でもあり排水、水勾配が取れない透水性コンクリートが提案され、ドライテックが採用された。
製造:渋谷建材(担当:大曽根勇太)、施工:オリジナルガーデン(担当:山下和行、40m2、100mm厚、6名、2時間)
犬走、サービスヤードの排水
施工Before。
建物横(犬走、サービスヤード)は兎角「排水」「雨水勾配」が課題になる。
例えば、サービスヤード(このところエクステリアプランナーの勉強をしているため、エクステリア関連の語彙が増えた)。
建物脇で、陽もあたりにくく、それほど広く取れないスペースでは排水、雨水勾配は永遠の課題。
前日ブログでも紹介した通り、このところ庭コン経由だけではなくオリジナルガーデンHPでも問い合わせが増えつつある透水性コンクリートがソリューションとなる。
⚫︎参考記事:【東京】「オリジナルガーデンのHPを見て問い合わせというケースが増えてきた」渋谷建材
とりわけドライテックは従来の生コンクリートのように生コン工場に気軽にオーダー可能。
「自分で施工できる」というのが特徴となっている。
全国各地で「水道の蛇口を捻るように」「スイッチを押すよう」に仕入れ可能なプロダクトがドライテックだ。
施工写真でもわかるように、雨水勾配を全く気にしない真っ平らな均しと締め固め。
延長(長手)方向に向けて幅員を左から右、左から右に材料を敷設し均した後をプレートが追いかけるという単純プロセス。
その繰り返し。
施工After。
40m2の建物横舗装は6名で2時間で完了。
犬走やサービスヤードは小さなスペースにごちゃごちゃとあれこれ置くことが想定されるが、こうしておけば雑草も生えてこないしいつまでも足元はからりと乾燥した状態。
真っ平らだから物置やら何やらをおいたとしても水平を気にする必要はない。
ただ、ぽん、と置いておけばいいのだ。
住み始めてから気づく雨水勾配という問題も未然に防止されている。
このところ思うのだが、透水性コンクリートという舗装を知っているのにそれに挑戦しようとしない、或いは顧客からの要望に応えようとしない工務店や施工業者の怠慢はほぼほぼ罪だと感じる。
一応、そうした業者は記録してあるので、なるべく一般のお施主さんの目に触れないように配慮していくつもりだ。
梅雨、そして秋の台風の時期に向けて注目される「水はけ」「排水」「雨水勾配」
人気記事(生コンポータル)トップ5にこの時期必ず食い込んでくるのが、「水はけ」「排水」「雨水勾配」に関するもの。
⚫︎参考記事:家周りの水はけが悪い!水たまりができてしまう庭の改善方法を紹介
こちらの記事は生コンポータルで僕が主に業者(B2B)目線で作成した記事を小松職員が一般(B2C)を意識して再構成したもの。
どちらかというと、消費者目線。
だから、使う言葉もなるべく柔らかくなっている。
やっぱ、普遍的なのだろう。
ちなみに、「水はけ」とか、「水たまり」といった一般で流通してそうなワードでググってみた。
おおおお、検索1位に同記事のタイトルが踊っている(シークレットモードにおける検索)。
すげえな、6年間の蓄積。
実際調べ物をしてて生コン関連をググっていると自社のHPにヒットするケースが多い笑。
毎日ブログ3本6年間は伊達じゃない。
まあ、こう考えるとわかりやすいのだが、今更ながら一般の人々は何を探してるかって、僕の生コンに注いでいる情熱とかロマンとかではなくて、「自分の困りごとを解消してくれるソリューション」。
だから、サプライヤーとしてはなるべく客観的に自分たちの領域で人々の飢餓を癒すことのできる強みを言語化(伝えられる形)にして伝えることを意識していたい。
AIDMAのA(Attention)みたいなもんか。
そこから先は、「じゃあ、一体、どこに頼めばその価値(ソリューション)を手にすることができるのか」という点を伝えなければならない。
生コンポータルの一般向けコンテンツ庭コンでは最寄で操業している優良施工店を無料で検索することができる。
「おすすめ」はとりわけドライテックの施工実績に秀でていらっしゃる施工店。
「どうしても予算が少なくて」という場合にはDIYが選べるというのもドライテックの特徴と言っていい。
用意されている動画コンテンツ(タイムラプス)に加えてこちらの3本をじっくりと視聴すれば「あ、いけるかも」くらいは感じてもらえると思う。
さらに、生コンポータルでは施工指導員の派遣サービスを行っているのでその点もカバー済み。
6年もやってれば、一般、施工者、製造者らが特定の分野でどの点に興味関心を覚え、どのような行動を起こすかはぼんやりとわかり始める。
サプライヤーとしてはその心理や行動の受け皿をきちんと整備してそのニーズにきちんと答えるのが仕事なんだと思う。
日々全国から寄せられるあらゆるニーズは1つ残さず取りこぼしなくきちんと拝読しています。
人々がどのようなことに関心を持っているのか。
たまには「え?そんなこと?」と思ってしまうこともあるが、実はそんないちいちがサプライヤーである僕たちにとって肥やしとなっている。
ここにきて問い合わせは実に増えた。
その問い合わせの裏側に眠っているニーズを直視しこれからも情報発信に努めていきたいと思う。
宮本充也