長岡生コンクリート
ドライテックは高い透水性を持ちながら
表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2018/08/20

長所と短所は裏表。透水性コンクリートの欠点とは?

長所と短所は裏表。透水性コンクリートの欠点とは?

※本稿は施工者目線で作成された記事です。

生コンポータルでは従来の土間コンに比べた透水性コンクリートの利点について主に紹介をしている。あまり知られていない「透水性コンクリートの欠点」



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ノロが浮いてこない

夕方から打てる!

雨の日でもちょっとした晴れ間に施工できる!

1日仕事にならない!


とかく迅速な施工をプッシュしている透水性コンクリート。


これはたしかに従来の土間コンに比べれば利点のように見える。

従来の土間コンは施工班が1日がかりで施工するもの。

そう考えられている。

その理由は、

ブリーディング

といって生コンの中に含まれる水分が密度差で上面に浮いてくる現象に起因する。


仕上げ工程はそのブリーディングが収まってから行われるため、

冬期2〜3時間待たねば引かないブリーディングが土間コンを1日仕事にさせる。

そのブリーディングが発生しない透水性コンクリートは施工が短時間で終わる。

これが理屈となる。


一方、利点と思われるこのブリーディングがないは欠点ともなりうる。

通常の土間コンの場合、ブリーディングはノロ(ペースト分)も上面に運ぶ。

これは施工中何度もリカバリーを可能とする。

表面の仕上がりに満足できなければタンパーやコテで叩くとノロが浮いてくるため修復しやすい。

一方透水性コンクリートの場合そのノロで表面を誤魔化すことができないため、

基本一発勝負


「仕事が早く終わるのはいいんだけど、忙しないんだよね」

一見メリットに見えることも他方ではデメリットになる。

バランスを考えて施工計画を立てる必要がある。



面が取れない

透水性コンクリートもう一つの「欠点」としてよく指摘されること。

面ゴテがきかない。

剣道用語ではなく、

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https://www.wallcutting.net/service/flat-sawing/ より引用


写真カド部分のように、鋭角(カドかけが発生しやすい)をなだらかな面に修正することを、「面取り」という。


透水性コンクリートは砂利(砕石)とごくわずかなペースト分で構成されている。

つまり、通常の生コンのようにもっちりとした流動体ではないため、

写真のような面を成形することができない。


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※ぴんかどといって90度でなければならず、このカド部分(端部)をきちんと転圧しなければカド欠けが起きやすい(エッジ材の使用またはピンカドとしないことが必要)



透水性コンクリートの欠点

万能な製品など世の中にない。

万能な人間がいないように、

それぞれにそれぞれの特徴があるということは、

ある時には利点だけれどある時には欠点。

コンの裏表のようなもの。


何が何でもいいんです。


そんな態度はサプライヤーとしての誠意に欠ける。


それでも従来の土間コンに比べればその利便性はぶっちぎり。

・1日仕事にならない

・水勾配を考えなくてもいい

・ひび割れや色むらでクレームに発展しづらい

常に顧客の声に耳を傾け価値を見極める。

いろんな角度から性能を眺める。

するときちんと欠点も見いだすこともできる。

そんな姿勢で臨んでいきたいと思う。


生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者生コンポータル 主宰
長岡生コンクリート 代表取締役 宮本充也

宮本充也のFacebook

1級建築施工管理技士/1級土木施工管理技士/コンクリート診断士/コンクリート主任技士

「生コンてなんて悪いことだらけなんだろう!」
僕が家業の生コンに入職した時に感じたこと。
朝は早いし、休みは少ないし、残業(残コンのせいで)もあるし。
建設業界の底辺に位置する産業 [ 続きを読む ]

水勾配がいらない土間コン「ドライテック」については
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