2018/11/15
「簡単にきれいな仕上げにするには?【透水性コンクリート】ベニヤ転圧のススメ」

とにかく仕事が早いと評判の透水性コンクリート(土間コン)はプレートで仕上げるのが特徴(普通はブリーディング浮き水が引くのをまってから金鏝仕上げ)。そんな、仕上げに「ベニヤ施工」がおススメ♪
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/2_1.html
プレートマーク(段差)が気にならないベニヤ仕上げ
※ベニヤ仕上げの性能を力説する大村さん(毛受建材)。「これなら素人でもできる!」
※発明したのは富山あづまコンクリート勤務の「2代目まさつぐ」こと墨田さん。
※通常透水性コンクリートの仕上げに用いられるプレートという機械(https://www.toa-lease.com/lease_rental09.htmlから引用)。
※プレートぢかで仕上げるのではなく、ベニヤ板を挟むことで仕上げ面間の「段差(プレートマーク)」を防止できる。
「これなら素人さんでもいけますね」(大村氏談)
大村さんは「一人で透水性コンクリートを施工できる」漢だ。
自己啓発も半端ない。
常に自分の内面を見つめつづけるその姿勢については別で改めて紹介したいと思う。
そんな大村さんが言う。
「これなら素人さんでもいけますね」
つまり、
透水性コンクリートがDIYできちゃう。
そんな可能性を示唆する。
事実、愛知県の高校教諭のご自宅でDIYされている実績もある。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/diy_2.html
そんな、簡単・迅速施工の透水性コンクリート(土間コンクリート)。
これまで、
プレートマーク
という仕上げ面に発生する段差が問題視されてきた。
仕上げのために縦横無尽にプレートが走る。
そのプレートが走った仕上げ面間で若干の段差が発生する。
見た目気づかないこともあるのだけれど、
夜に車のヘッドライトで照らすとくっきり見える。
そんなプレートマーク。
2代目まさつぐは考えた。
「ベニヤを挟んでプレート走らせたらどうだろう?」
使うベニヤは0.5mm。だから、十分圧力は伝わる!分散する!
プレートの面積は限定的。
どうしても重さや振動のエネルギーは一点に集中してしまう。
そこに、ベニヤ(0.5mm)を挟む。
ベニヤ全体に重さと振動のエネルギーは分散する。
幅の広い。
そして、
十分に締め固めができる重さを有した面が大きく仕上げる。
だから、段差(プレートマーク)が発生しない。
非常に平滑な仕上げ面の完成となる。
これが、北陸2代目まさつぐの本気。
この投稿を大村さんがFBで見つけて実際の現場でやってみた。
お客様は初めて透水性コンクリートを触る方。
見事にきれいな仕上げが完成したという。
特殊な技能がなければ施工できません。
そんなこと言ってたらいつまでたっても透水性コンクリートは「あたりまえ」の土間コンとはならないだろう。
誰でも。
どこでも。
いつでも。
それが、「当たり前」「常識」の条件。
その常識を僕たちは今作っている。
生コンでいいこと。
できるだけ多くの人たちに土間コンクリートの解決策をお届けしたい。
宮本充也