2019/02/14
ネットでコト(施工)を届ける【モノタロウ】の秘密

ECサイト大手モノタロウで「工事を伴う」透水性コンクリートの販売が始まる。「もの」だけではなく、「こと(施工)」も届ける。そんな前代未聞の取り組みの鍵となるのが、「現場調査」。プロではない人も含む不特定多数に価値を届ける際の最低限のエチケット。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_610.html
「もの」だけでなく、「こと」を届ける際のエチケット。【現場調査】
昨年より準備を進めてきた、モノタロウで「こと(施工)」も売るというプロジェクト。
前代未聞のプロジェクトであるだけに、用意周到に資料を揃えた。それでも不安が残る。
ECで「こと(施工)」を売る際の鍵【現場調査】。生身の人間が実際に現場を訪ねてリアルな関係性を築く(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_644.html)
ECで「こと(施工)」の鍵【現場調査】
モノが「ぽん」と届く。
ではない。
透水性コンクリートが届く。
もちろん、郵便配達夫が届けることにはならない。
専門工事業者が生の材料(生コン工場から届く)を現場で工事する。
それが、ECサイト「モノタロウ」から届く時代。
想像できなかろう。
当事者の我々にしたところで前人未到のプロジェクト。
どんなことが起きるかわからない。
普段取引している人たちは、プロ。
一方、B to Bが特徴とはいえ、モノタロウで注文を寄せる人たちの大半は普段透水性コンクリートはおろか土間コンにすら馴染みが薄いはず。
そんな不特定多数の人たちに向けて。
ネットを介して、
生コン(透水性コンクリート)を売る。
よく言われることだが、
EC、ネットの時代でもリアルな関係性が重要となる。
100円200円のものを売るではない。
一生付き合うかもしれない価値。
そこそこ額の張る製品。
全国現場調査が可能なのは生コンポータルの強み。
https://www.nr-mix.co.jp/niwakon/
(【庭コン】では全国の生コン工場、そして透水性コンクリートの施工業者1,000社を紹介している)
透水性コンクリート15年の歴史がある。
これまで届けてきた現場はゆうに1000件を越す。
それらは自動的にできあがったのではない。
その土地の生コン工場から出荷され、
その土地の勇気ある優良施工業者の手によって作り上げられた。
その歴史はすなわち、
全国の施工(こと)ネットワークを意味する。
これはどこの大企業も持っていない独自の価値だ。
全国津々浦々に「こと(施工)」を届ける人たちのネットワークを有している。
そんな人たちが事前に現場を確認する。
あらかじめトラブルが起きないように先回りできる。
それが、生コンポータルの強み。
モノタロウと「こと(施工)」生コンポータルがコラボする。
ECに新たな歴史が刻まれる。
ネットでこと(施工)が届く。
それを実現するのは。
現場。
ラストマイルを握るものづくりの先端を担う個人。
地元の「人」が人間関係を構築して、安心の価値を届ける。
ネット時代に新しい商取引が生まれようとしている。
生コンでいいこと。
宮本充也