2019/03/13
【山梨】民間、エクステリアだけじゃない?!【公共】設計図書にポーラスと指定

公園の一部水ぎわ休憩所。現場まで20分ぐらいに位置する富士生コンクリートで開催された透水性コンクリート施工見学会に参加し、設計に「ポーラス」と指定があり採用。
製造:富士生コンクリート、施工:山本建設(株)
民間エクステリアだけじゃない?公共設計図書にポーラスと指定。
一部大変見苦しい映像となっておりますがご容赦ください(撮影まさつぐ)。
製造は甲府市にある富士生コンクリートでは以前透水性コンクリート施工見学会が開催されている(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_604.html)。
見学会に参加されていた山本建設が受注した物件の設計図書に「ポーラスコンクリート」の指定が記載されていたことにより採用(写真は施工前)。
見事完成。
エクステリア外構というイメージが強い?
日頃紹介する実績のほとんどが住宅外構。
だから、公共物件には採用されていないかのように思われるかもしれない。
実は、逆。
そもそも透水性コンクリートの普及の歴史のスタートは公共物件から。
生コンポータルも普及の黎明期は地方公共団体に足を運んでは、
・設計折り込み(スペックイン)
と呼ばれる営業活動に勤しんでいた。
(今はそうした活動を一切していない)
今回の設計図書のように一部の見識のある発注機関の人は知っている。
ポーラスコンクリート(透水性コンクリート)の存在。
ただ、知らない。
どこで製造され、どこが施工できるのか。
そこで一悶着。
「ポーラスって書かれてるけど、どうやって買ったらいいの?」
受注した施工業者が当惑しあちこち問い合わせをするなんてこともざらにある。
今回はすでに富士生コンクリートさんとの面識(お取引)もあり、
施工見学会の背景もあったから問題なくものが納品された。
ここでもわかるように、
流通網
というのがいかに重要かが知れる。
・情報網
・供給網(物流)
この2つがきちんと必要としている方に届いてこそ。
ものは売れる。
(エクステリア産業の再定義を起こしているエクスショップ:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_18no1.html)
日本の地面を変える。
200年前の何にも覆われていなかった頃の地面に。
そんな思いで普及に取り組んでいる。
そのためには民間エクステリア、そして公共物件、さらには道路舗装。
僕たちが取り組むべきフィールドは広い。
まずは、民間エクステリア。
降雨を地下水系に還元する透水性コンクリート。
それは、
生コンでいいこと。
宮本充也