2019/09/07
【茨城】「今度はガイアート!」続々と生まれる道路会社とのご縁

茨城。建物まわり先週から少しずつ。断続的に降る雨の中透水性コンクリートならたくましく施工ができる。一時間まてば雨雲がいなくなりそうなのでとりあえず100m2 厚さ10センチ。
製造:大里ブロック、施工:ガイアート(100m2、100mm)
アスファルト or コンクリートから and へ
続々と始まる道路会社との連携。今度はガイアート、さすがは道路会社は見事な手さばきで透水性コンクリートは見事に敷設されていく。
鉄則の1つ、施工フロントは短めに。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_824.html
お見事と言わざるを得ない。
普段施工指導に立ち会う生コンポータルも逆に教わる。
写真のように簡易な型枠で十分。
仕上げ後即撤去するからだ。
それでもピン角が形成される。
生コンの場合こうはいかない。
道路会社の方によく言われる。
「まるで、冷たいアスファルトだ」
そう。
施工そのものはアスファルトと酷似している。
ただし、硬化メカニズムだけが異なる。
アスファルトの場合110度以上の高温で敷設作業が行われ、低くとも70度以上で仕上げられる。
冷めたら固まる。
これが、効果のメカニズム。
一方コンクリートは水和反応が原理となっている。
水とセメントが反応し、徐々に(28日間かけて)強度を発現する。
その点さえ抑えておけば、施工方法そのものはアスファルトとほぼ一緒。
だから、道路会社がイマイチやりたがらないコンクリート舗装でありながらも、透水性コンクリートだけは勝手が違う。
以前も紹介した前田道路にも何度もリピートしてもらっているように。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/post_770.html
道路会社と透水性コンクリートの相性は非常に良いのだ。
この際、すべての道路会社が透水性コンクリートを施工すればいいのに。
完成後の写真。お見事な透水(中央濡れている場所)を見せる。
アスファルトと比較すればその差歴然。
道路会社のみんな。
嫌がらず、透水性コンクリートを施工したらいいのに。
図面に「透水性コンクリート」と書いてあった瞬間に変更かけようとしないでほしい。
日本中どこでも手軽に調達できるのだから。
それにしても、ガイアート、さすがだ。
すばらしい。
今後ともよろしくお願いします。
宮本充也