2019/10/12
ハウスメーカーへの提言「停電、断水、そして【洪水】に強い家」

毎日3本のブログを書いている。台風ということもあり直前2記事にじっくり時間をかけてしまったため、3本目は超砕けた内容で行きたいと思う。たまにはいいだろう。台風も迫っていることだし。
停電、断水、そして洪水に強い家って、どう?
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/04/jn190411-1/jn190411-1.html
台風19号が日本列島を襲う。
昨日は早めに帰宅し普段は観ることのないテレビを見るともなく眺めていた。
透水性コンクリートをご購入いただいたこともある大手ハウスメーカー。
パナソニックホームズのCM。
防災持続力。
昨今意識が高まる防災への具体的な提案。
「停電に強い」
「断水にも強い」
そんな価値を宣伝するCMを眺めながらふと思いついた。
「洪水に強い」
って言っちゃおうよ!
ここ数回の豪雨で立て続けに立証された。
こちらは三重県を襲った豪雨時の透水性コンクリートの様子(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_852.html)。
大量の水をそのままその場で吸収。
すんでのところで浸水は免れている。
こちらは宮崎県の一般家庭の土間コン。舗装(透水性コンクリート)と路盤(100mm程度)の分が水を蓄えることによって洪水を免れている(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/17_1.html)。
このところ激しさを増す異常気象。
暮らす人の住宅に求めるニーズは多様化するが、とりわけ防災持続力に寄せられる関心は高い。
今まさに19号が上陸せんとする中、浸水被害は人ごとではない。
その中で、永久に(コンクリートの特徴)水を吸収・貯水する技術としての透水性コンクリート。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/
その関心の高さは積み重なる施行実績に見ることができる。
様々な理由で採用されるが、中でも「水はけ」は「雑草対策」と並んでもっとも求められる性能。
もちろん1軒だけが透水性コンクリートってだけではダメ。
透水性コンクリートは確かに洪水に強い。
敷地内が冠水するのは排水設備の能力を上回る降雨によるからだ。
だから、排水設備の負担を軽減することが事実可能な透水性コンクリートは「洪水に強い家」を実現するソリューションであることはできる。
ただし、町全体、地域全体を飲み込むような雨が降ったら。
もちろん、透水性コンクリートで舗装したあなたの家も飲み込まれる。
これが、事実。
現在生コンポータルでは、「舗装の常識を変える」活動に取り組んでいる。
舗装と言ったら透水性コンクリート(別段ドライテックに拘ってない、透水性コンクリートだったら誰がやってもいい)。
どこかの先見の明のあるお施主さんのご自宅や駐車場に舗装されるだけでない。
誰しもが、「舗装と言えば透水性コンクリートだよね」っていう社会を作りたい。
今目の前の19号に対しては無力であるけれど。
けれど、人類は度重なる危機を乗り越えてきた。
それを果たしたのは紛れもなく「人」だ。
停電、断水、どっちもこわいけど、洪水の方がもっとやだよね?
ハウスメーカーに提言したい。
「停電、断水、そして【洪水】にも強い家、作りませんか?」
宮本充也