長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/07/16

【伊豆】「世界一有名な半島」 創発で描かれるストーリーが始まっている #3

【伊豆】「世界一有名な半島」 創発で描かれるストーリーが始まっている #3

週明け首町訪問を控え、先日オワコンを採用いただいた八の坊5代目望月敬太専務を訪ねまちおこしに関するインタビューを行った。観光資源としてのインフラがつなげる地域内外の人々の交流。「生まれ変わっても旅館の親父をやりたい」その情熱は急速に燃え広がっている。



生まれ変わっても旅館の親父をやりたい

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左・5代目こと望月敬太専務。

インタビューの終わりに今回採用されたオワコンの上で記念撮影。

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今回の施工ではコンクリートの練り水に八の坊から湧いている源泉を採用した。

地元の資源の利用と言い換えることができよう。

さらに、用いた骨材(原料)は全て残コン造粒骨材と言って、こちらも地域発生材。

未利用資源を100%使用したことで環境フレンドリーな製品で舗装してある。

「生まれ変わっても旅館の親父をやりたい」

そんな情熱を燃やす望月専務は一体どんなまちづくりの理想を抱いているんだろう。



あ、ほんとだ、冷たい

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⚫︎参考記事:「コンクリートとりわけオワコンがアスファルトよりも涼しいって本当にほんと?」

「出先から戻ってくると、職員の人が感動しながら舗装が冷たいってことを報告してくれたんです」

既設舗装であるアスファルトは石油由来の製品であることもあり蓄熱作用を有している。

夜まで外気温がなかなか下がらない大きな理由を占めている。

例えば、そのエビデンスなり学術論文なりを座学で僕が職員の人々に伝えてもきっと実感には至らない。

望月専務のように「とりあえずやっちゃえ」という決断がなければ。

きっと、この性能は感動を伴って職員の方に伝えられることはなかっただろう。

「自分自身が実感し感動しない価値ではお客様にもそれは伝わらない」

僕自身も個人的に何度か八の坊さんを利用させてもらったが、職員の方々がとにかく活気があって明るい。

おもてなしに心を砕いていらっしゃる。

きっと、望月専務の経営哲学が伝播しそんな明るい雰囲気・ムードが醸成されそれがそのまま顧客に伝わっているんだと思う。



まちおこしも経営も一緒

望月専務の情熱が火種となってきっとその想いは組織の外、つまり地域社会に伝播していくんだと思う。

これまでのまちおこしは行政主導でどうしても縦割り・階層の構造を基本としていた。

一方、望月専務の情熱という火種が伝播するまちづくりは「創発型」ということができる。


創発とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される。 ウィキペディア


誰か特定の意図が統制・制御するシステムではない。

中央集権ではない。

リーダーもフォロワーも存在しない。

そんな複雑なシステムを突き動かすのはやっぱり「情熱」なんだと思う。

望月専務のインタビューを伺っていて僕は終始鳥肌が立ちっぱなしだった。

僕の中でも何かが燃え始めている。

5代目の情熱が僕に伝播した瞬間だった。

インフラは地域内外の誰もが利用する

旅館業は旅行者しか利用しない。

花屋は花を必要としている人だけ。

本屋は本を読みたいと訪ねる人だけ。

一方、インフラ(電気・水道・道路)は嫌でも利用しなければならない。

例えば、今回八の坊の駐車場で採用されたこの舗装が駐車場の外・一般道で採用されるようになれば。

それらは「絶対に」地域内外の人々に利用されるようになる。

その傍にそのコンクリート舗装の意味するところ(環境フレンドリー)を説明する立て看板を設置しておく。

インフラが観光資源になる瞬間だ。

そのことで、花屋も本屋も駐車場をそんなコンクリート舗装にしようとなれば、エビデンスで語られている「夏場の外気温マイナス4〜5度減少」が現実のものになっちゃう。

この土地を訪ねた旅行者は「自分の地元でもやろう」ということになれば、それはそのまま地球全体に広がっていくことを意味する。

そのうねりを作るためにはまず行政がそれを理解しその役割であるところのインフラ整備にそのような文脈を持つ製品を採用することが必要だ。

週明け首町を訪ねる

プロジェクト「世界一有名な半島」ではその過程の一々をドキュメンタリーのように紹介していきたい。

地元にいて地元を愛していない人などいないはずだ。

あるいは、地元を離れても故郷を憂う人も多かろう。

故郷納税なんて仕組みもあるくらいだから。

だから、僕たちはその地元を僕たち自身の手で盛り上げていかなくてはならない。

「修善寺に行く手前ですよね?」

「新潟の長岡ですか?」

「箱根のちょっと先?」

いつしか魅力を失ってしまった僕たち地域は誰でもない僕たちが再生を果たす。

地域内外の人々による創発が始まっている。



宮本充也

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宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

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