2021/12/21
OWACON「雑草・ぬかるみ対策《オワコン》の製造・施工(見学会)がいよいよ続々と始まるよ!」MAPEI・伊豆植物園・渋谷建材 他
今年生まれた全く新しい分野の生コンクリート造粒ポーラスコンクリート(オワコン)は何度も現場実装を重ねいよいよ関係者らの協力が始まろうとしている。沼津市、川越市、ミラノ市。インターネットが加速させたグローバリゼーションの実践。
続々始まる製造・施工(見学会)オワコン
いぶし銀の施工見学会はこちら、埼玉県川越市に操業する小型車保有台数日本一渋谷建材だ。
同社リサイクルコンクリートR-CON、そしておなじみの透水性舗装ドライテックにならび、造粒ポーラスコンクリートオワコンがこの度ご当地でも堂々リリース。
「雑草が生えない」
「ぬかるまない快適な地面」
いずれの製造・施工も実際に目で見て手で触れて体験することができる貴重な機会。
興味があるけどまだちゃんと勉強してない関東にお住まいの方なら川越のこちらの見学会をチェックイットアウトだ。
(川越は小江戸と言ってとても情緒ある街並みが有名で見学会のついでに週末を過ごすのもいいだろう)
さらに、本日(2021/12/21)13:30からは何と静岡県沼津市の実際のエクステリア現場に実装されるオワコンの見学ができる。
施工はお得意様の伊豆植物園。
ちなみに本日急遽だが仙台からのお客さんがオワコンの現場見学に立ち会うことになっている。
僕も立ち会う予定なので都合が着いたら現地で色々ディスカッションを行いましょう。
来年はいよいよ本格的にオワコンの施工(見学会)が各地で始まる!
現在生コンポータルでは全国700以上を数える生コン製造者らと緩やかに連携している。
当社透水性コンクリート事業の歴史は16年目でその過程で出会ってきた生コン工場がベースになっている。
そんな生コン製造者の中でも渋谷建材などのような非常に積極的に市場サイドに情報発信を行うケースも少なくない。
ドライテックの認知はおよそ浸透しているため見学会の開催も落ち着いているが、来年からはいよいよ本格的にオワコンの見学会が各地で開催されることだろう。
また、日本サイドの動きに呼応してイタリアから嬉しいニュースが飛び込んできた。
Ciao Mitsuya,
I 'd like to try to reproduce Owacon in Milano laboratory.
Could you please send me the complete recipe of the mix-design and the detailed procedure for the production?
Thank you very much.
Giorgio
チャオ充也、
ミラノのラボでオワコンの再製造に挑戦してみたい。
完全なレシピ(配合)と、製造に関する詳細のプロセスについて教えていただけますか?
とてもありがとう。
ジョルジオ
何と、オワコンのキーマテリアル「Y弾」の主成分Re-con ZERO EVOの製造メーカーMAPEIの開発者であるジョルジオ・フェラーリ博士からMAPEIとしてOWACONの製造に取り組みたい旨が寄せられた。
あの、世界企業、MAPEIである。
MAPEIの企業概要を以下に示す。
80年以上の歴史を持つ資材メーカー。
売上規模は3500億円超(2021/12/18の為替で計算)。
世界中に31のR&Dラボを展開。
日々25,000tの製品を出荷し、世界中に83ヶ所のプラント展開。
顧客は66,000を数え、製品数は5,500を超える。
プロダクトラインは20以上とこちらも年々成長の一途だ。
日本で新たな用途開発を遂げたRe-con ZERO EVOは巨人MAPEIによって世界的に再定義される。
世界でも指折りのラボで複数回の製造や施工実験が繰り返されプロダクトとしての精度が進化する。
日本という島国、それも伊豆地方や広島県の福山市といった辺境で議論され生み出され、普及を広げ始めたオワコンは世界ブランドOWACONとなって世界の舗装の常識を変えようとしている。
僕たちラストワンマイルが生み出した価値は海をこえ顔も見たことのないようなどこかの誰かの街の地面を舗装することになる。
インターネットが促すグローバリゼーションはこれまで不可能と思っていたことをいとも簡単に具現化してしまう。
コロナ禍、まだまだ実際の人々の移動や交流は制限されているが、開発・実装そのものはめげずガンガン進んでいる。
埼玉県、静岡県、ミラノ市、これからさらに世界のあちこちでOWACONの製造・施工が見学会として公開されていくだろう。
アメックスのマイルも溜まっていることだしコロナが落ち着いたらマジで速攻ミラノを訪ねたい。
ていうか、ジョルジオ・フェラーリ博士も伊豆を訪ねたくて訪ねたくてうずうずしている状態だ笑。
OWACON。
これまでのラストワンマイルの交流の権化ともいうべきプロダクトはこれまでの交流をさらに加速させていくようだ。
生み出されたプロダクトにまた新しく人々は吸い寄せられる。
人々の交流はまたしてもプロダクトのアップデートや新たなプロダクトのアウトプットを生み出す。
この連続なのだ。
ものづくりや開発に終わりはない。
循環するコンクリート。
生コンクリートを通して自分の最大限の貢献を果たしたい。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
| 材料費 (配送料無料)  | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) | 
|---|---|---|
| 工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) | 
| 諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) | 
| 合 計 | 157,500円 | 
※単価:165,000円/40m2
 = 3,938円/m2
◆施工面積60m2
| 材料費 (配送料無料)  | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) | 
|---|---|---|
| 工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) | 
| 諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) | 
| 合 計 | 225,750円 | 
※単価:225,750円/60m2
 = 3,763円/m2
コンクリートをもっと身近に「生コンビニ」はこちら
    










