長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2021/12/28

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【愛知】「造粒ポーラスコンクリート《オワコン》製造・施工のオンライン現場実況(見学会)レポート」草間コンクリート・イヨダ外構

【愛知】「造粒ポーラスコンクリート《オワコン》製造・施工のオンライン現場実況(見学会)レポート」草間コンクリート・イヨダ外構

始まった造粒ポーラスコンクリート「オワコン」は施工者・製造者らにとってまだまだ未知数でありその周知活動は急ピッチで進んでいる。今後、映画「透水宣言」のコンテンツとしてもオンライン見学会は録画されYouTubeでマニュアルとして配信される予定。



オワコンオンライン

⚫︎参考記事: 【愛知】「周囲をぐるり構造物に囲まれて水の逃げ場もない犬走なら一択」草間生コンクリート・イヨダ外構

製造編:

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昨日(2021/12/27)愛知県豊橋市草間生コンクリートでは造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の製造オンライン中継が開催されていた。

ファシリテーターは透水宣言主人公役の透水性夫に扮する舞台俳優菅野貴夫さんと、この僕宮本充也(撮影者)。

右はご当地でドライテックに続きオワコンの拡販の協力をお約束くださった丸文建材佐宗さん。

Y弾(キーマテリアルre-con zero evo)を抱えて熱心に説明に耳を傾けている。

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まず、最初にre-con zero cleaner200mlを水タンクに注入。

ドライテックやオワコンなど粘性を帯びた生コンクリートを荷下ろしした後の洗浄に効果的だ。

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続いてY弾投入。

残水をきちんと切って回転を止めてから空っぽのドラムの奥にY弾(re-con zero evo A材とB材)を投げ入れる。

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ドラムを止めたまま原材料生コンクリートを投入。

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ちなみに、こちらが推奨されている原材料生コンクリートの配合。

スランプが硬めに設定されているためホッパーで閉塞する懸念がある場合は必要に応じてドラムを回転させるなど注意が必要だが、高速攪拌は避ける

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投入が完了したら、1分間の低速攪拌で薬剤と生コンクリートを十分馴染ませた後2〜3分の高速攪拌。

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目視で粒状化を確認したら完成。

ドラムは固定させた状態で現場へGOだ。


施工編:

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現場到着。

いよちゃんことイヨダ外構の受注した現場の犬走部分に適応となる。

これら様子は全て中継でオンライン配信されていた。

なかなか便利な世の中になったものだ。

もしかしたら、今後現場相談員とかも全てオンライン化できるのではないか。

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イタリアベニスからオンラインでつながっていたジョルジオ・フェラーリ博士(Re-con ZERO EVO開発者)といよちゃん(イヨダ外構)、菅野貴夫さんの顔合わせ。

本当に、便利。

コロナ禍僕たちは新しい繋がり方を手に入れたようだ。

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荷下ろし開始。

生コン車オペレーターの注意事項としては荷下ろしするたびにレバー(ドラム)は通常の生コンの荷下ろし同様投入側に回転させておく。

そのことで、材料自身がドラム内部を清掃(セルフクリーニング)する(残留分やモルタル分の除去)役割を果たす。

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この後の様子は参考記事( 【愛知】「周囲をぐるり構造物に囲まれて水の逃げ場もない犬走なら一択」草間生コンクリート・イヨダ外構)を参照されたし。

施工は極論、「撒いて踏むだけ」

DIYも最初から前提にしているほどの施工性が造粒ポーラスコンクリートの売りとなっている。



今後、当面は造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の製造・施工は生コンポータルが全ての現場に立ち会う予定だ。

手担当菅野貴夫さんに僕も伴走する形で造粒ポーラスコンクリートの現場実装の経験を重ねていく。

それら蓄積は全てオンラインで配信され且つ動画(映画「透水宣言」)として収録されYouTubeで配信される。

無論、こうしてブログ記事としてもリリースされる。

お気づきの通り、これは透水性コンクリート「ドライテック」が普及したプロセスをそのまま踏襲しているだけではなく、さらに洗練された情報共有活動となっている。

全てのラストワンマイルは埋もれることなく全体に共有・統合される。

草の根の活動はラストワンマイルの創発を生み出す。

消費・施工・製造ラストワンマイルの創発だ。

これまで身近とはとても言えなかった生コン製造者や施工のラストワンマイルが主体的な一般消費者(ラストワンマイル)とつながる。

国や地方自治体の上意下達な政策と違って、主体性を持つ個人が主体的につながり合う。

世界の景色を変えていく。

造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の普及はそのまま「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」の普及を意味する。

雨水は制御されることなく地下水系や樹木の根系に還元される。

大地の渇きは癒される。

人と自然が調和する暮らしをコンクリートから支える。

造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の普及活動はそんなコンセプトが秘められている。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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オコシコンとドライテックの違い
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