長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/01/09

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「和歌山市ではオワコンは製造できないのでしょうか?」あとだしじゃんけんワークス

「和歌山市ではオワコンは製造できないのでしょうか?」あとだしじゃんけんワークス

・和歌山市ではオワコンは製造できないのでしょうか?
・可能でしたら、和歌山市でオワコンやドライテックの施工が可能な業者様を教えてほしいです。
・相場もわからないので、ドライテックの見積もりも見ていただけると幸いです。
(あとだしじゃんけんワークスに寄せられた相談)



オワコンについてはわからないし、入手できない

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突然の連絡で申し訳ありません。〜〜といいます。
ご相談したいことがあり、連絡させていただきました。

現在、和歌山市にて新築工事中で、2月ぐらいから外構工事がスタートする予定です。
雑草対策と水溜まり防止のためにドライテックに興味があり、新築計画当初からドライテックと工務店に伝えていました。
ただ打ち合わせを繰り返すと、工務店もドライテックが初めてなのか少々難色を示すような感じを受けます。値段もコンクリートより2倍ぐらい高いのも気になります。
そんなこんなで月日がたち、オワコンという製品を出始めたのを知り、オワコンを使えばもう少し費用削減できるのではないか?と工務店に伝えたところ、オワコンについてはわからないし、入手できないと言われました。

お聞きしたいことは以下の点です。
・和歌山市ではオワコンは製造できないのでしょうか?
・可能でしたら、和歌山市でオワコンやドライテックの施工が可能な業者様を教えてほしいです。
・相場もわからないので、ドライテックの見積もりも見ていただけると幸いです。

長文失礼いたしました。
何卒よろしくお願いいたします。

下に画像を貼ります。
見にくいとかがあれば、ご連絡下さい。

(あとだしじゃんけんワークスに寄せられた相談)

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プロならちゃんと調べようよ!!!

インターネットで情報格差はずいぶん解消されたようだ。

プロ・アマ問わず情報は等しく手に入るようになった。

庭ファンなどエクステリア専門情報メディアも充実し、素人でも比較的容易に先端技術情報をゲットできる。

透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)に関心を持った消費者は上記マップで直接相談できる。

従来のように余計な仲介手数料やバックマージンは発生しない。

また、全国対応エクスショップ(エクステリアネット販売日本一)やお庭づくりは0円マッチング庭コンも便利だ。

また、実際の現場には無料で現場相談員が派遣されるため、不安なく庭づくりが楽しめる。

嘆かわしいことにそんな現代においてまだまだ一般消費者を舐めてかかる施工者が存在する。

時代錯誤も甚だしい。

「消費者は情報弱者だから啓蒙してやらないとならない」

施工者にとっては無数の案件の一つかもしれないが、消費者にとっては一生に一度級のテンションだ。

本来であればその不安を解消するのが筋だろうに、すぐに「オワコンについてはわからないし、入手できない」とこのように答える。

ああ、嘆かわしい。

あとだしじゃんけんワークスはそんな辺境の不条理に光を当て公平な流通・庭づくりを広げることで適切に自分達のプロダクトを世に普及させていきたい。

それでは以下に診断を示したい。


まずは、①ドライテック138m2、8,400円/m2+ダイレクトカラー仕上げ3,990円/m2について。

ぱっと見、初見だが、8400円は高いという印象は受けない。

もちろん、138m2という面積からしたらディスカウント可能であることはわかるが、それでも10,000円を超えているわけではないし、現場条件も詳細に吟味できないため、この点については特に僕は問題を感じない。

一方、ダイレクトカラー仕上げについては、果たしてそれが必要なのか?という疑問が残る。


なぜって、比較の対象である②土間コンクリート46m2、4,560円/m2+86m2、4,080円/m2+圧送費78,000円(一式)+コンクリート押さえ132m2、960円/m2にはカラー仕上げ仕様となっていないからだ。

一方はカラーで、一方は無色というのは、これはフェアじゃないだろう。

ちなみに、土間コンの方は見積もりが細分化されているために分かりにくいので少しまとめたい。

46m2×4,560円+86m2×4,080円+78,000円+132m22×960円=

209,760円+350,880円+78,000円+126,720円=

②土間コン一式=765,360円/132m2

一方、①ドライテック(ダイレクトカラー仕上げ抜き)一式=1,159,200円/136m2

面積を132m2に合わせるとしたら、1,108,800円/132m2(単価5,800円)

このように考えれば「コンクリートに2倍ぐらい高い」は当たらないその差額は132m2の面積で343,440円となる。

この見積もり条件ではコンクリートの1.45倍と言ったところか。

これが、妥当かどうかは、当事者の納得感に委ねるしかないため、これ以上の嘴は挟むのを控えたい。

ただし、当方から紹介予定の施工者はきっとまた別の水準の見積もりを提示するだろうからそちらも参照されたし。


さて、それよりも何よりも、僕が問題としたいのは、「オワコンについてはわからないし、入手できない」という施工者の怠慢だ。

「調べろ」と言いたい。

一般の方(今回の相談者)ですらご存じのオワコンを「わからない」と即答する。

「入手できない」と即答。

それがプロの仕事だろうか。

生コンポータルでは毎日17:00からオンライン説明会を開催している。

固定URL:https://us02web.zoom.us/j/8980838870

事前予約も必要ないし、その土地でオワコンがどのように手に入れられるかはこの僕が直々にレクチャする。

わからないなんてことはあり得ない。

わかろうと努力していないだけだ。

生コン工場さえあれば日本中どこでも入手可能なのが「オワコン」なのである。



というわけで、こちらの相談者の方には当方から改めて任せて安心施工実績豊富な施工者をご紹介したいと思う。

用途にもよるけれど、オワコンは圧倒的に安いのが特徴だ。

土間コンよりも安い。

なぜって、期待価値が舗装ではなく雑草対策だから。

仮に30,000円/m3(地域特性あり)で原材料が購入できるとしたら、厚み30mmで900円/m2、50mmで1,500円/m2で原価設定できる。

施工費を乗せたとしても土間コン以上にはならない。

というわけで、この度もご相談をお寄せいただきありがとうございます。

おかげさまで僕たちはこうして流通のフロントで僕たちのプロダクトがどのように取り扱われているかを知ることができる。

インターネットや新しい流通がなければこれまで全くわからなかったことだ。

それだけ産業の風通しが良くなり公平になりつつあるということだと思う。

この活動を通してさらに健全な流通構造の構築に貢献し持ってより美しい世界の創造を企図したい。



あとじゃん先生(宮本充也)

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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