長岡生コンクリート
20210801から20210930までに投稿された「オワコン関連記事」

2021/09/01

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【大阪】「自分で《雑草》《水はけ》の対策をしちゃう最近の《素人》《DIYer》はすごい」寝屋川コンクリート

【大阪】「自分で《雑草》《水はけ》の対策をしちゃう最近の《素人》《DIYer》はすごい」寝屋川コンクリート

大阪府高槻市安岡寺4丁目。セメント・建材商社オクセより寝屋川コンクリートに問い合わせがあって出荷。一般人によるDIYは敷地内雑草と排水を対策するためのドライテック50mm施工。 (本田さん共有)
製造:寝屋川コンクリート、施工:DIY(40m2、50mm厚、10mm)



排水と雑草

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ぱっと見お恥ずかしながらわかりませんでした。

すごいですね、最近の素人さん。

これ、一般人の手によるDIYと知ったのは、ふと本田さん(寝屋川コンクリート)から寄せられたシェアコメントを読み下した時。

写真ではわからなかった。

「えっ、これって、DIYなの?」

率直な感想だ。

今回はセメント・建材商社の老舗オクセに寄せられた一般人からの問い合わせ。

高槻市も供給エリアとなっている寝屋川コンクリートに相談が寄せられこの度納品となった。

⚫︎参考記事: 【京都】「すぐに終わる、水はけ水勾配やひび割れ色むらから解放」施工者にとっての透水性コンクリート(オクセ)

それにしても振り返ってみると敬虔な気持ちに包まれる。

いちいちの行動が無駄になっていないのだ。

あの時、どんな経緯でオクセさんを訪ね、取引先施工業者の前でプレゼンと施工実演をしたのか今でははっきりと思い出せない。

昨日だって、九州の初めましての施工業者さんを相手に1時間近くオンラインでウェブセミナーをやっていた。

いちいちは些末すぎて忘れる。

もちろん、互いに忘れるのだろう。

でも、そんな大量の積み重ねの一つ一つがそのまま埋もれてしまうのでは無く、何かしらの化学反応を起こして、実際にドライテックの現場が発生し、今回のようにインターネットと企業間連携がさながらニューラルネットワークのように作用して、シェアされる。

そして、僕は、その現場の様子をブログとして記事に起こす。

そんな毎日の連続が雪だるまのように僕たち辺境が生み出したプロダクト「ドライテック」を普及させていく。

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最近の素人は本当にすごい。

DIYにはとても見えない。

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全く見えない。

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こうして端部の直線をこのアングルで見ればわかるその施工精度。

平坦性。

プロ施工者も顔負け、真っ青、尻尾を巻いて逃げ出す?笑。

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施工 After。

生コン車のホッパーからのアングルだろうか。

ドローン撮影みたいなアングルでクールだ。

どうだろう。

これ、DIYの手によるものとわかるだろうか。

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さらに、本田さん肝煎りの翌日のドライテックの様子。

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まだ、翌日ということもあって、材料が完全に乾燥していないため、乾いたところと湿ったところがまばらに。

つまり、これ、保水性の証拠だ。

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もともと舗装されていなかったこの敷地はドライテックで舗装されたことで多目的に使えるようになる。

雑草対策や水はけ対策といった性能を有するだけでなく、保水性能も今後の地球温暖化のトレンドからも注目失態。

写真でわかるように、一度路面に吸収した水は土間コンと違ってあっという間に乾燥しない。

保水し、徐々に水は蒸散していく。

だから、環境温度の低減(路面温度ももちろん)に効果を発揮する。

地球の渇きを癒す舗装。

結果的にゲリラ豪雨など水害対策にもなる。

この舗装を採用しない発注官庁の役人は仕事してるふりして仕事してないようなもんだ。

未だに取り巻きの連中、ズブズブな関係性のメーカー営業の口車に乗せられてくだらないプロダクトを採用しているのだろうから。

もっと、市民の立場に立ってものを考えよ。

もっと、ググれ、タグれ、タブれと言いたい。

世のトレンドに謙虚に耳を傾けよ。



透水だけじゃない、保水だってする、それがドライテックの魅力

一般消費者はこちらのマップから地元の施工対応業者に直接連絡することができる。

消費者だけじゃない。

施工業者だって、こちらのマップから、最寄りのドライテック製造可能工場をサーチできる。

もちろん、全て無料。

直接連絡して、直接やりとりすればいい。

「生コン屋さんに直接連絡はちょっと」みたいなことがあれば、一般消費者相手に専業で建設資材を小売しているエクスショップなんかに相談すると便利だ。

あれこれ調べて見積もりを入手できたら、今度は「その見積もりが果たして妥当なものなのか」をチェックする術として「あとだしじゃんけんワークス」が用意されている。

あとじゃんチェックと呼ばれるこのコンテンツでは、入手した見積もりに対してあとだしで概算の見積もりが回答される。

納得づくで消費者はドライテックの発注をかけることができる。

安心・安全な関係性を前提に業者と消費者はものづくりを共同することができる。



さらにドライテックだけじゃない?!

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⚫︎参考記事: 【静岡】「永遠にループする《終わらないコンクリート》 "オワコン" 発動」

最近ではドライテックの姉妹プロダクト「オワコン」もリリースされている。

再生原料100%配合のエコロジカルで透水・保水する、こちらも水はけや雑草対策を念頭に販売されている。

こちらも同様DIYが可能となっている。

このWプロダクトでまさにエクステリア・建築外構における土間コン舗装やアスファルト舗装を「オワコン」にしたいという野望を持っているのだ笑。



インターネットと企業間連携は新しい流通チャネルを我が国に拓いた。

長い建設・生コンの歴史の中でいつしか創り出された重厚長大なヒエラルキー構造。

底辺に位置する生コンラストワンマイルはなかなか自由にものづくりや新製品開発をすることができなかった。

今、そんな、従来の縦型の産業構造とは一線を画した上述のような市場チャネルが生まれている。

余計な雑音、エネルギーを減衰させるフィルター、そんなものを通さなくても、発注者や施工者、製造者がダイレクトにつながるチャネルだ。

そこでは単にものづくりのみを語ることができる。

流通業者も本来の役割を求められるようになる。

何もしないで右から左。

ただマッチングさせるだけで上前はねる。

そんな存在に堕するのではなく、本来の役割を期待され、その真価を発揮する。

ずいぶん時間がかかったが、ここからは一気呵成に拓かれる、誰もが求められ参画するシームレスな市場チャネル。

そこでは、人は、本来の思いやりを取り戻し、美しいものづくりを通して、世界の景色をより良くする。



宮本充也