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2022/04/20

【静岡】「永遠にループする《終わらないコンクリート》 "オワコン" 発動」

【静岡】「永遠にループする《終わらないコンクリート》

脱炭素・再生資源100% 夢の透水コンクリート オワコンの試験製造施工が昨日(2021年8月30日)生コンポータルで行われた。

試験が行われたばかりだが、すでに4件の現場でオワコンの施工が予定されている。

再生資源を利用した水を透すオワコン、まさにSDGsに相応しいコンクリートで間違いなくエクステリア界の常識を変える。

永遠にループする「終わらないコンクリート」オワコンがスタートする。

 

終わらないコンクリート "オワコン" 発動

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これが、オワコン(材料)だ。

製造方法は簡単。

・残コン由来などの再生骨材を100%用いた生コンを用意(もしくは工場内で最も貧配合の原価が安い生コン)

・生コン車に投入するタイミングでY弾を添加し3分撹拌(Y弾は陽光物産製造、高分子・急結材・フィラー)

以上。

すると、写真のように造粒され、これがそのままポーラスコンクリート オワコンとなる。

いよいよ施工開始だ。

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施工方法は透水コンと全く一緒。

つまり、転圧コンクリート舗装の施工要領となる。

生コン業界の古い人なら「ああ、RCCPと一緒だ」と理解するかもしれない。


RCCPとは、超硬練りコンクリートをアスファルト舗装と同じように、高締固め型スクリードを持つアスファルトフィニシャで敷き均し、振動ローラ、タイヤローラにより締固めて仕上げる大変施工性の良いコンクリート舗装です。(ガイアートT.K.より引用)


オワコンも超硬練りコンクリート、というかスランプ0cm。

人力施工がメインとなるため、アスファルトフィニッシャは用いない。

よって、振動ローラやタイヤローラではなく、プレートで締め固めて仕上げる。

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「大変施工生の良い」と謳われているようだが、これはまさしく道路会社の発想であり、アスファルトの施工と酷似していることを持って「大変施工生の良いコンクリート」となっている。

そして、事実、土間コンのように多重プロセスの工法に比べれば大変に施工性は改善されている。

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(レーキ壊れてるし)

長靴じゃなくてスニーカーで施工してるし。

ここからも、その「大変施工性の良い」が理解されることだろう笑。

ドライテックと全く同じ、敷設された材料をレーキなどで平らに均し、まずは端部、そして全体をプレートで転圧すれば以上終わり。

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プレートで締め固めると紹介したが、DIYでは踏み固めて仕上げることも可能だ。

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オワコン施工完了。

本日(2021/08/31)も昨日に引き続き試験施工で適正な単位水量の把握を行う予定だ。

水分量が多すぎる場合プレートによる振動でブリーディングが浮いてきてしまい一部目つぶれを起こしてしまう。

なお、透水の模様は明日のブログで紹介予定だが、「白い固まる砂」みたいなテクスチャになることが想定されている。

車の乗り入れも可能だし、例えば犬走やサービスヤードみたいな空間だったら30mmで仕上げることで平方メートル単価が600円(20,000円/m3)と破格なマテリアルを提供できる。

無論、見てわかっていただいた通り、DIYめっちゃ可能

ていうか、DIYerのためのマテリアルと言ってもおかしくないだろう。

終わらないコンクリートオワコンの由来は、仮にこのコンクリートがなんらかの衝撃などで破損してしまったとしても、それは解体コンクリート塊から再生骨材を経由して再び生コン工場に循環し、蘇ったオワコンとしてまた同じ地域のどこかの地面を「蓋しない」で舗装することになる。

このストーリー性がオワコンの強みだ。

ナラティブなオワコンなのだ。

終わったコンテンツじゃないよ。

始まる前からオワコンなんだよ!!

これが造粒ポーラスコンクリート オワコン

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試験を経て2022年オワコンはホームセンタ カインズでの販売をスタートする。

改めてどのようなコンクリートなのかを簡単に紹介しておこう。

オワコンはポーラス構造を採用した造粒ポーラスコンクリートだ。

一言で説明するなら水を透すコンクリート。

オワコンはポーラス構造を採用しており内部に無数の空隙を持っている。

空気や水を自由に透すことができ、雨水などの水分は全てオワコンの表面から空隙を通て地面に流されていくのだ。

下記動画を見てもらえると意味がわかるはずだ。

オワコンを何も舗装されていない地面に施工することで、ぬかるむ心配のない地面に変えることができる。

同時に、コンクリートで地面を覆うため雑草が生えてくる心配もない。

毎年の草むしりからも解放される。

冒頭でも紹介をしたがオワコンは再生資源を利用しており、地面に雨水を還元させることができる観点からも非常に環境に優しいコンクリートだ。

価格も雑草やぬかるみ対策として人気の防草シートや砂利敷きに近く、それ以上の効果を得ることができる。

つまり、家周りのお庭や犬走り、駐車場の雑草ぬかるみ対策として理想のコンクリートだ。

ちなみにDIYによる施工も可能だ。

初心者でも施工が行ないやすく、運ばれてきたオワコンを降ろし、トンボやレーキで均し、タンパーもしくは足で踏み固めることで仕上げることができる。

オワコンによって土間コンクリートをDIYで施工できるという観点からしても革命的だ。

まだ始まったばかりのオワコン、間違いなく今後エクステリア業界に革新を起こすコンクリートとなるだろう。

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生
(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

エクステリアプランナー(2級)

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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