2021/09/19
【栃木】「排水問題を解消できることを知っている地元の施工店に相談しよう」菊一生コン・ジャービス商事

栃木県日光市。水勾配が隣の家(一段下がっている)の方についているので透水性舗装で雨水を敷地内で処理するため以前から知っていたドライテックを採用。1日目施工の様子。(Masatsugu現場指導)
製造:菊一生コン(担当:田中達)、施工:ジャービス商事(担当:三田智也、140m2、100mm厚、5名)
雨水の敷地内処理
施工Before。
水勾配が隣の家(一段下がっている)の方についているので透水性舗装で雨水を敷地内で処理するため以前から知っていたドライテックを採用。
⚫︎参考記事: 千葉県松戸市 隣の敷地へ雨水流出は民法218条違反になる前にドライテックで
140m2前半戦1日目の施工となる。
施工・ジャービス商事は以前からのリピーターで同地エクステリア名うて。
昨日の施工事例もそうだったが、今回も「水はけ」「水たまり」「勾配」「排水」がキーワード。
⚫︎参考記事: 【埼玉】「《道路より低い敷地》みたいな絶望的な条件でも、あとじゃん先生(僕)にまかしといてください」東和アークス・大谷造園
今回は施工・ジャービス商事が「ドライテックなら排水問題を解消できる」ことを知っていた運の良い例だ。
一方、消費者自身が排水問題に苦慮しあれこれ調べるというケースも少なくない。
そのような場合にはMAPを参考にジャービス商事のような「ドライテックなら排水問題を解消できる」ことを知っている地元の施工店に直接相談することができる。
仲介手数料(完全無料)もかからないし、「選べる」というのは安心材料。
現代ではECも発達しているし、「価格を比べる」つまり「相見積」は常識。
いくつか入手した見積もりの中で「これだ」と絞り込まれた見積もりを消費者は「あとだしじゃんけんワークス」で簡単審査(3営業日以内に添削回答)を無料で受けられる。
この僕あとじゃん先生が16年全国区で流通させてきた経験からそれぞれの地域の値頃感を背景に回答してあげる。
「その見積もりかなり良心的ですよ。安心して交渉続けてね」とか、「ちょっと高いですね。〜〜円/m2が妥当かな」って感じで添削があるから、消費者は何よりも「安心」を手に入れることができる。
それでは施工の始まりだ。
ドライテック(オワコンも)の施工プロセスは非常にシンプルで、敷設した材料レーキなどで平らに均し、その後ろからプレートで追いかけ転圧(仕上げ・締め固め)。
転圧コンクリート舗装(RCCP)の1だから、鉄筋を入れずに施工する。
アスファルトと同様に人力だけでなく機械施工もできるのが特徴。
敷地が非常に広いということで目地を有効活用して施工スパンを細分化している。
そのことで施工人員を削減したり、途中休憩を挟みやすくするなどのメリットが得られる。
前半戦初日の施工は以上。
140m2の規模は工夫すれば1日で完成させることもできないことはないのだが、初日の施工箇所は写真でもわかるように入り組んだ石材との取り合い部分が多く、転圧作業に時間と手間を取られる。
プレートの振動が伝わりにくいため、タンパや角材とハンマーなどで丹念に押さえ込まねばならない。
一方、2日目(明日の施工事例で紹介)は直線の型枠に打設する通常箇所であるため比較的スムーズな施工が見込まれている。
手間と時間のかかる厄介な施工箇所を1日目に完成させた。
初日の施工にはドライテック施工上の工夫がふんだんに盛り込まれた非常に参考になる施工事例となった。
「排水」と並んで、「雑草」の対策もドライテックのお家芸。
生コンポータルの送るコンクリートプロダクトはいずれも小規模(エクステリアなど)に適応される生コンクリート舗装となっている。
駐車場やアプローチなど目立つ部分は「ドライテック」を勧める一方、犬走りや裏庭・サービスヤードなど、「防草シート」+「砕石敷き」や「真砂土舗装」(固まる砂・土)などが採用される箇所には「オワコン」を提案している。
価格帯が随分異なるため、土間コンやドライテックが採用されにくい廉価な領域にプロダクトラインを用意した形だ。
真砂土舗装同様3cm施工でおよそ600/m2(プレーン)〜900円/m2(土系カラータイプ)で現場に届くマテリアルだ(地域によってばらつきあり)。
⚫︎参考記事: 「さよなら《真砂土》《砂利敷き》《防草シート》 オワコン 《the earth》 登場?! 脅威の透水性能をとくとご覧あれ!!」
生コンポータルではあらゆるレンジの土間コンに関する卓越した知識を武器にエクステリアシーンから革命を起こしていきたい。
「水が溜まってる方がおかしい」
今のところ、建設、生コン、エクステリア(造園)では常識になってはいない「水たまりのできないコンクリート舗装」は徐々にではあるが生コンポータルが連携する1000を数える生コンアライアンスの力で達成されようとしている。
宮本充也(あとじゃん先生)