2020/08/03
【<固い固い>と言うけれど・ポンプ圧送-2】
地上4Fスラブ。
ポンプオペが、「固い固い」と声を張る。
生コン車から、荷下ろしの性状は悪くない。
ほぼほぼスランプの上限くらい(目視確認にて)
では、何がそんなにスランプロスさせているのか?
筒先へと、状況確認に向かってみた先で見たものとは...
↓ここまでの話は以下。
https://www.nr-mix.co.jp/topics/-1.html
<バシュ~ン・バシュ~ン>.........
勢いよくポンプは圧送を続ける。
4Fへと到達すると、
固定された配管が横たわる。
それらは、圧送に準じて軸方向へと脈を打つ。
<ズキュ~ン・ズキュ~ン>.........
(なぁんだ、そういうことか)
現地を見てみると、一発で納得。
ブームの先端、ドッキングホースから配管へと接続。
そのすぐ、一本先には、90°曲がったエルボ管。
エルボの先にも、まだまだ続く直配管。
ひぃ・ふぅ・みぃ...、数えてみると、その数15本。
1本3mの配管なので、
実際、50mほどの水平圧送をしているということ...
地上15m打ち上げた先端で、さらに50mの水平圧送。
そりゃあ、スランプもロスすることでしょう。
しかし、筒先へと向かうと、
さらに驚きの光景が拡がっているではないか...(つづく)
NR試験室 二見