長岡生コンクリート
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2019/05/09

「目標は毎月100m3、粗利60%」生コン屋さんが届ける【超速硬コンクリート】は単価200,000円/m3

「目標は毎月100m3、粗利60%」生コン屋さんが届ける【超速硬コンクリート】は単価200,000円/m3

北陸富山のあづまコンクリートではこの冬に向け超速硬コンクリートの開発が本格化する。Facet(太平洋マテリアル)の経験を多く持つ同社は生コン車で3時間24Nの生コンを届けることに自信を見せる。
https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_419.html



1月100m3で売り上げは2000万円、利益は1200万円

あづまコンクリートの墨田氏は同社のエース。何事もまず「やってみる」。



やはり、3時間と6時間では大きな違い。

ファセットで多くの経験を持つ墨田氏。

橋梁の伸縮装置。

床版の補修。

求められる性能。

翌日には交通解放。

ラッシュ時には工事はできない。

限定されたその時間に生コンだけが足手まといになることは許されない。

6時間で24Nでも十分すごい。

これは、供給側の理屈。

やはり、求められるのは3時間で24Nの強度。

夏場ならまだしも、厳寒期にこの強度を達成する。

どんな状況でも「できませんでした」は命取り。

すぐに電車や大型車両がその上を通るのだ。

その開発に闘志を燃やす。



来年(2020年)1月24日(金)実施製造・施工見学会開催。

あづまはやる。

やると言い切った。

日にちも決まり、告知も始まる。

もう、逃げることはできない。


真冬の超速硬コンクリート製造・施工実演。

15時から。

急激に冷え込む。

その時間帯に、そのコンクリートは3時間(18時)に24Nの強度を発現するのか。

自信を見せる、墨田さん。



このことで重要なのは、生コン工場の活躍のフィールドが広がること。

1月の目標を100m3に設定した。

単価は200,000円/m3。

この設定は高いが、生コン屋さんの「身近さ」「すぐに届く」を売りとしている。

安値を設定する必要はない。

何日も、何週間も待たされることがない。

今届く。

今日届くが売りだ。


粗利は60%に設定。

つまり、月間2,000万円の新しい売り上げが見込める。

それを実現しようとしている。


最も厳しい地域の1つである北陸でそれを達成する。

そのことはつまり日本全国の前向きな生コン工場にチャンスを提供するということ。


透水性コンクリートもそう。

新しい、特殊なコンクリートはぼくたちに新しいチャンスを提供してくれる。

開発に取り組む墨田さんは常に楽しそうだ。

とても前向きだ。

こうした人たちが業界を変えていくのだと思う。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士