長岡生コンクリート
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2019/09/29

「個性が解放される職場へ」生コン1日業務体験

「個性が解放される職場へ」生コン1日業務体験

瀬戸さん同行でブロック積みの現場に配達。現場に向かうあいだ道路脇にある完成したブロック積みを見ながら造り方をレクチャー。実際の現場を見て生コンがどのように使われているかわかり楽しかったようです!(池上さん報告)。



生コン1日業務体験

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伊豆総合高校在学中の瀬戸さん「生コン1日業務体験」。

⚫︎「あなたが選んだ生コンは世界一カッコいい」工場見学受付中

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現場共有メッセンジャーでの池上さんの共有。生コンポータルでは昨年からティール組織を参考に「自主経営」を導入している。

※ティール組織:https://www.recruit-ms.co.jp/research/2030/opinion/detail38.html



未来を解放できる組織でありたい。

若い人は未熟に決まっている。

生コン20年選手や30年選手と1年生が同じ成果を挙げるはずがない。

最近、「育てる」とか「教える」ということ自体に違和感を感じるようになった。

変化のスピードが猛烈だ。

10年前「素晴らしいスキル」だったものが、今は「陳腐化」なんて挙げだしたらきりがない。

IT、AIの時代には、数年前の常識が今やオワコンが目白押しだ。


僕が19年前に入社した当時、

「生コン運転は女性には向いてない」

と先輩職員が頑なだったが今は大半が女性で第一線で活躍されている。

タイピングというスキルが重要だったかと思えば、今や若者はスマホでタイピング以上に早い入力をこなしている。

その内音声入力やらに置き換えられることだろう。


もちろん10年20年と積み上げてきたそのスキルは無駄ではない。

その積み上げてきた過程で経験してきた価値は本物だろう。

ただ、そのスキルや手段、やり方を、後進に押し付けるのはやっぱり違和感がある。


教える、育てる。

というのはどこか、上と下の関係性を内包している。

生コン20年選手でも、1年生でも、人としては対等。

上も下もない。

1年生とはいえ、生コンというフィールドでやりたいことや夢や希望をもっているはずだ。

人は誰だって誰かの役に立ちたいと心根では思っているのだから。

それを先輩の一方的な考え方で枠にはめてしまっていいわけがない。

教える、育てる。

ではなく、

支える。

彼や彼女がどうしたいのかを尊重して、そのうえで助言をしたり鼓舞する、応援する、支える。

それが自立した大人と大人の関係性なのだと思う。



それは若手に限ったことではない。

組織にはいろんな人がいる。

それぞれに個性がある。

いいとか悪いという問題ではない。

上下の関係性でもない。

それぞれがそれぞれに素晴らしい。



組織文化が構築してきた一定の評価制度に押し込めてしまうから。

だから、そこの枠におさまらない、ものさしで測れない個性は排除されてしまう。

結果、その個性は発揮されることはない。

これは組織にとっても個人にとっても不幸を招く。



個性が解放される職場。

理想論のように思われるかもしれないけれど、理想を捨てるような生き方よりはよほど求めたい。


生コン工場見学。

1日業務体験。

受け付けてます。

一緒に生コンを楽しもう。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士