2018/12/31
「今年最期の【週刊生コン】|2018/12/31」
全国の生コン工場や日々工場から生コンを購入してものづくりの最前線にいる建設事業者の交流に新しい定義を与えるとしたら。それは、これまでにない全く新しい流通脈。新時代の流通脈が社会経済を変える予兆。2019年は中小企業の時代だ。
モノタロウの鬼退治!ネットで生コン(透水性コンクリート)が届く
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_610.html
生コンクリートがECの商材になる。
理屈では可能かもしれない。
ただし、積み上げられてきた商習慣を知る人には無理だということがわかる。
いずれの産業も同様。
国と大資本が整備した流通。
その末端にいる中小企業は所詮底辺。
指示を与えられなければならない存在。
得られる情報が低かった時代ならそのあり方が機能的だったかもしれない。
ITが情報の流動性を飛躍的に高めた。
そして、地域や枠組みを超えた連携が僕たち中小企業にこれまでわからなかった真実を知らせた。
これまでにない流通で市場に価値が届く時代の到来となる。
岡山で生コンオニタイジだ!【2019/2/16】
https://www.nr-mix.co.jp/topics/2019216.html
その連携は2011年に始まった。
GNN元気な生コンネットワークと名付けられたこれまでには考えられなかった枠組み(組合員または員外)、地域の垣根を超越した連携。
主語が業界ではない。
市場や顧客があくまで目的であり、
その手段としての生コンが論じられたネットワーク。
業界団体の一として語られたくない。
ただただ元気な生コンが市場を賑やかにして社会を変革していく。
そのための手段としての連携。
会長も、執行部もない。
ただただ、元気な中小企業としての生コン工場が主体的に市場に向き合いイノベーションを起こしていく。
業界の古い慣習「鬼」を退治する。
生コン【電子化】導入の全て #1〜#3
https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/_1.html
https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/_2_1.html
https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/_3_1.html
ITと連携が分断されてきた箱と箱を統合していく。
全体性として統合されていく中小企業の集合的意識。
生コン産業が自然な形で時代の要請に向き合う。
全体構想(国や大資本)に付き従う形の経済モデルではない。
2018年には自己組織化される生コン産業の到来を見た。
誰かの意図ではない。
縦型閉鎖的、
そんな新しい時代の予兆。
まるで新しい生コン産業の誕生を予見している。
閾値を迎えれば誰もが止めることのないうねりになり、
業界全体を飲み込んでしまうことだろう。
誰もが飲み込まれる新時代のうねり。
2019年は一層加速することになるうねり。
今まで当たり前だった生コンを取り巻く流通のあり方。
問題意識を持っている少数の人たちの挑戦。
時代を変えていくのは一般大衆ではない。
ほんの一部の問題意識を持った人たちの情熱だ。
生コンポータル、来年で36ヶ月、石の上にも3年を迎える。
毎日3本以上の記事を更新。
日々の地道な活動の連続の先に今まるで新しい生コンのあり方がおぼろげながらに現れようとしている。
生コンはいいこと。
社会にとって本当にいいこと。
そうであるために必要な姿。
今こそ変態の時。
生コンでいいこと。
宮本充也