2020/07/30
「生コンは現代社会に必要不可欠です」《【2020】お仕事体験イベント キッズタウンぎふ》宇部小型生コン(米金商店)
「生コンは現代社会に必要不可欠です。少しでも皆さんの身近に感じてほしくて参加を決めました。ありがとうございます!!」(宇部小型生コン・深貝さん)。8月23日岐阜で子供の職業体験イベント、『キッズタウンぎふ』が行われ、宇部小型生コン(現・米金商店)参加予定。その中身とは?
少しでも皆さんの身近に感じて欲しくて
生コンの専門家なら「シリコンモールド カロラータ」を利用して簡単に作れてしまうペーパーウェイト(https://www.nr-mix.co.jp/topics/btoc.html)。
様々な動物の形、色のペーパーウェイト(文鎮)がもらえる職業体験。
https://www.gifu-np.co.jp/feature/info/20200309-222135.html
8月23日に開催される、《【2020】お仕事体験イベント キッズタウンぎふ》
「少しでも皆さんの身近に感じて欲しくて」
生コン製造者全ての欲求を代弁する宇部小型生コン深貝代表取締役の一言。
生コンポータルの動機づけとも重なる。
「知られていないことは存在していないのと同じこと」
「生コンは現代社会に必要不可欠です」
そんな矜恃を持って打ち込んでいる生コンも、所詮知られていなければその価値は薄まる。
BtoBを70年以上継続してきてしまった生コンラストワンマイルの気持ちは切実だ。
「知ってもらう」
そのための活動の形はいろいろある。
誰かに頼まれるでもなくこうした子供イベントに参加して情報発信を行うこともそう。
HPで自社の魅力を発信することだって、SNSを活用してネットワークを作ることだって、YouTubeでチャンネル配信をすることも「知ってもらう」ための活動。
それぞれに、それぞれのやり方があっていい。
BtoBの殻の中に閉じこもって何もしないよりも、なんでもいいから形ある具体的なアクションを起こすことが大事。
職業・お仕事として「生コン」を意識している子供たちは果たしてどれくらいいるだろう。
1人でも多くの未来(子供たち)に「生コン」の果たす貢献を「体験」してもらう。
理屈は伝わらないかもしれないけど、パッションを感じてもらう。
高橋功二というキャラクターに打ちのめされてもらう。
こうした活動は「言うは易し行うは難し」。
そして、継続はもっと大変。
生コン製造事業所が世間一般にもっと開かれた空間にする
文化とは不思議だ。
日本では野球やサッカーに比べてバスケットボールの人気はそれほど高くない。
でも、諸外国に目を転じればバスケットボールが人気スポーツである国、逆に野球はそれほど人気ではない国を見ることができる。
きっと文化とは外部から突然やってくるものではなくて、当事者が主体的に具体的な行動を起こすことによって醸成されて行くものなんだと思う。
「生コンって、どんなイメージ?」
昨日所用で渋谷の街中を歩いているときに思ったこと。
この若者たちの中で生コンという言葉を知っている人は果たして何人くらいいるのだろう。
きっと100人中正確に説明できるのは1人、もしかしたら0人なのではないだろうか。
それだけ知られていない。
認知されていない、存在していないのと一緒。
これは誰かがそうした文化を醸成したのではなく、中にいる僕たち当事者の怠慢が招いたこと。
その文化を変えることはそうたやすいことではない。
誰の目にも明らかだ。
では、何もしないことを続けていればいいのか。
いろんな人がいろんな事情で選んだ生コン。
僕だって、子供の頃から生コン屋さんに憧れていたというわけじゃない。
どちらかというと消極的な理由で選んだ。
では、そのなんとなく選んだ生コンを引き続きなんとなく続けてなんとなく職業人生を閉じることを選ぶのか。
嬉しいことに、宇部小型生コンをはじめ、そんな選択をしたがらない多くの生コンラストワンマイルがいる。
インターネット、そして企業間連携の時代、そうした取り組みは個別・偶発的に完結するのではなく、大きなうねりになり得る可能性を秘めている。
「生コンは現代社会に必要不可欠です」
心からそう思っていればこそ、行動は自然と生み出される。
なんでもいい。
今日も僕はそのプライドを形にすべく何かを行いたいと思う。
宮本充也