2020/07/25
「やったね!高橋功二。生コン屋さんのBtoC情報戦略」宇部小型生コン

先ほどちょっとヘビーなブログ(本日2本目)を書いてしまったので、今度はライトにささっと書き流したいと思う。毎日3本もブログを書いてたらいちいちガチに書いてたら体と心がもたない。それにしても、「やったね!高橋功二。生コン屋さんのBtoC戦略」。
積極的に「かわいい」を取り入れて《拓け!生コン産業》
これ、モルタルで作った色とりどりの恐竜や魚など動物達(Koji TakahashiのLINEより引用)。
モルタルとペーストで作った恐竜たち!!
めっちゃカラフル笑
これなら子供たちも喜ぶぜよ!
(高橋功二)
なんと、興奮からかキン肉マン語になっている。
「へのつっぱりはいらんぜよ」の心境なのだろう。
よくわかる。
こんなにかわいい動物達がコンクリート(モルタル)でできているのだから。
そりゃあ、キン肉マン語になるのもよくわかるというものだ。
普段の高橋功二はキン肉マン語では無い。
活性化する生コンラストワンマイルの情報発信!
このところにわかに目立つのが生コン屋さんの情報発信。
よくあるのが「HP始めて、最初の数週間はまめに更新されてたけどふと思い出してアクセスすると数年も記事更新がない」という現象。
これは生コンに限らずあらゆる業種で起きることだ。
特に生コンに関して言えば、情報発信のリターンは少ない。
何せ、世界中に情報を伝播させることができるインターネットなのに、実際に生コン工場がビジネスとして受け皿になり得るのは「荷下ろしまで1時間半」のエリア。
成果(売り上げと利益)に直接的につながらない活動「情報発信」への情熱は時間と共に減衰し、いつしか閑古鳥の鳴くどこにでも見られる企業HPと堕してしまう。
そりゃ、そうだろう。
共感もできる。
ただ、高橋功二を擁する宇部小型生コンはそんな生コン工場の常識にあって一味違う。
なんと素晴らしいことに宇部小型生コンではスタッフが持ち回りで「営業日は毎日」ブログが更新されている(https://ubekog.blog.fc2.com/)。
その内容は出荷予定や空車の状況、または写真にあるように実験してみた記録など。
また別の投稿。
試験練りで余った透水性コンクリートに着色をして作ったお手製の植木鉢は水が通るので根腐れ防止にもなる。
生コン産業に身を置く1人としてこうした情報発信に前向きな生コン工場には共感を禁じえない。
打てども打てども反応のないその取り組み(それは僕だけかもしれない)。
発信しても発信してもそれらしい効果が得られるまでには数年、場合によっては10年という単位の年月がかかる。
でも、めげない。
続ける。
決めたことはひたすら凡事徹底。
その姿に僕は感動する。
自分も頑張ろうと刺激をもらえる。
同社では宇部小型チャンネルとしてYouTubeでの情報発信にも熱心だ。
言うは易し、行うは難し。
その成果や成功の理由を分析して批評するだけの口だけおじさん(しかも赤ちゃん言葉)が多い中、ひたすら続ける人は非常に稀。
他人の評価や評判という外部要因に振り回されるではなく、自分自身の信条を貫くその姿勢。
よく簡単にインターネットの効果や他人の活動を評価している口だけおじさん(しかもFacebookでは赤ちゃん言葉)がいるけれど(誰??)、そうした議論に出会すと「じゃあ、お前やってみろ」と僕は内心思うようにしている(目上の人だから言わないようにしている)。
「主任技士の資格を持っている連中よりも俺の方がコンクリートに詳しい」
そんな万年技士デブおじさんがいたけれど、「とってから言え!」と全員から内心で突っ込まれているのに近い。
世の中には雑音が多い。
でも、これだけは絶対だと思うこと。
誰かの評価ではなく、自分自身の信じることを貫ける生き方が一番だと言うこと。
人は人、自分は自分。
宇部小型生コンのように、自分たちの活路を自分たちの力で拓こうとしている生コン工場に触れると僕はいたたまれない気持ちに包まれる。
情報発信は無駄じゃない。
途中でやめたらそれこそ全てが無駄になる。
始めることは続けることよりとても簡単。
大切なのは、「続ける」こと。
1人でも多くの生コンラストワンマイルが情報発信を続けることがやがて生コン産業の通気性を高め実りある業界を構築することになる。
宇部小型生コンをはじめとする生コン工場の情報発信というひとしずくはやがて業界を席巻する激流となっていくはずだ。
(ああ、今回もちょっとがちなブログになっちゃった。)
宮本充也