2018/03/05
「仕事、教育、イノベーション|週刊生コン 2018.03.05」

春一番が吹き荒れて朝の空気が和らいだように感じる。
嫌すぎた朝のジョギングもそれほど負担を感じない。
今週は滋賀・和歌山・奈良とめぐる。
残コンフォーラムを含む生コンでいいことセミナーが佳境を迎えている。
様々な地域の生コン関係者の生の声を聴いて回る。
製品開発のヒントは独善的なものではなくて、
使う人が口には出さないけれど潜在的に感じていることを、
コミュニケーションの中から感じることだとつくづく思う。
人はいいものが欲しいのではなくて、
困ったの解決策や、
いいこと
を求めているのだ。
今週もそうした感覚を得られるように楽しく仕事をしたい。
「働き方改革を働いてない人間が押し付けるな」
https://www.nr-mix.co.jp/topics/_i-construction.html
働き方というのは独創的で会って構わないと思う。
試験室は、事務員は、専務は、係長は・・・、
型にはめて働き方を決めるのではなくて、
何が求められているのか、
どのようにしたら生産性が最も高まるか、
その答えは現場にしかない。
ましてや業界団体のトップが現場感覚を無視して決めるものではない。
現場・現物・現実
それを知っている人に働き方を決める権利がある。
働き方もそうだけど、
そのベースになるものが「教育」
人は知らないことは行動に移すことはできない。
知っていて、それから理解するから、それを参考にして仕事ができる。
実務に忙しい中でその時間を確保するのは大変だけど、
教育
をないがしろにしていては人や企業の成長はおろか、
楽しい人生すらおぼつかない。
「無料で外部から講師を招いて社員研修」
https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_267.html
補助金や助成金の類はいろいろあるけれど、
教育を促進する制度を活用すればこんなことも可能。
少しでも負担を軽くして有益な教育を。
教育の後には行動。
「動きのはやいせごどん」
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_242.html
例えば本を読んだり講習会に参加したり。
あー、いいはなしだった
で終わってしまう人が多いのではないだろうか。
In PutとはOut Putしてこそ活きる。
Out Putしてこそ、何をIn Putしたのかが知れる。
理解される。
その意味で、すぐに動く姿勢は見習うべきところが多い。
そして仕事の究極は、
楽する
楽しようとすることを不真面目だ、怪しからんとみなされる風潮がある。
真面目にこつこつ従順に、
これまでのしきたりや目上の人の言うとおりに。
果たしてお行儀よくがこれからの答えなのだろうか。
「始まる生コン情報の電子化」
https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/post_76.html
こうしたことぶち上げると必ず湧き上がる批判の声。
どうして楽しちゃいけないのだろう。
なんで残業を減らすために工夫しちゃだめなの。
生コンを70年守り続けてきた人たちは、
これからも70年守り続けられない。
ならば、後進に意思決定をゆだねる必要があるのではないか。
仕事、教育、イノベーション。
なんであれ、目的は幸福であることであるべきだと思う。
今週も多くの人たちと巡り合う。
一度しか会わない人、
何度も頻繁に顔を合わせプロジェクトを進める仲間。
どんな人もその人の人生に一所懸命。
一人ひとりと真剣に向き合って、
今週も少しでも一歩でも前進したい。
生コンを楽しめる一週間になるよう。
生コンでいいこと。