2018/03/12
「やれることから一歩一歩着実に|週刊生コン 2018.03.12」
3月12日の朝、新しい一週間が始まる。
このところ全国セミナーの開催のおかげで自宅の枕で目を覚ますことことが少なくなった。
昨年に引き続き、
特に今年1年は全国セミナーに力に入れていく。
主要都市:札幌・仙台・東京・名古屋・広島・博多
では、毎月セミナーを開催する予定で、
「生コンでいいことセミナー」
ならびに、
「生コンポータル」
の知名度を向上させることが狙いとなっている。
「なのに、滋賀、0」
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_246.html
はじめてだ。
誰からも反応のない生コンでいいことセミナー。
愕然とした。
お隣京都での開催は結構反応があったというのに、
滋賀県は0
その後に続く、
和歌山、奈良、も非常に薄い反応となった。
生コンに関しては閉鎖的・保守的な地域というのもあるのかもしれない。
こうしたこともやってみなければわからない。
WEBを使った情報戦略を開始してから25ヶ月目となる。
誰もやったことのない経験知のない取り組み。
疲れるけれど、
やればやるほど財産になっていく実感がある。
「生コンイノベーションのジレンマ」
https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_286.html
全国あちらこちらを巡回していると考える時間がある。
もちろん訪ねる先は生コン工場または関係企業が多い。
生コンがどうして必要とされたのか。
そして、今のような業界秩序や産業構造が、
どのようにして形成されたのか。
そのことをしっかりと考えておかなければ、
新しい秩序を作るプロセスには移行できない。
生コンを取り巻く社会情勢や要求は変化した。
変化した環境条件に応じた新しい業界秩序。
その構築が求められていると実感している。
だからこそ、
「やれることから少しずつやってみよう」
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_247.html
という姿勢が大切なんだと思う。
まず、やってみなければ、何も動かない。
やらない理由はいくらでも作り出せる。
一歩足を前に勧めた稲村生コンさんは、
少しずつ残コンひいてはスラッジの問題を解消していくことになる。
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/4.html
※沖縄から富永さん
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_248.html
※長野から横川セメントさん、福井から協立生コンさん
一歩一歩着実に前に。
その姿勢が何事も快方へと向けさせる。
何もやらないと精神衛生上もあまりよくないしね。
「三重県|排出時に所有権移転」
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_249.html
残コン周りの動きは安穏としていられる状況ではない。
いよいよ決定的な変化が三重県で発生している。
残コンは汚泥です。
当たり前のことが当たり前に喧伝されるようになっている。
IT革命以来時代の変化はすさまじい。
生コンとて部外者ではない。
当事者なのだ。
残コン問題はその一つの象徴的現れ。
その脈動を日々感じている。
生コンが動き出している。
変化にさらされようとしている。
生コン産業が70年目を迎えるのは奇しくも2020年。
記念すべき五輪イヤー。
需要に湧くだけではなく、
1日1日無駄にしないでAfter2020、
変化する生コン産業の中でどんな形が求められているのか。
僕たち一人一人は冷静に考えて実行に移していかなければならない。
宮本充也