2018/06/04
「あるようで無かったを作り出す理由|週刊生コン 2018/06/04」
※双頭蓮(そうとうれん)と呼ばれる100年に一度開花するといわれる吉兆
「あるようで無かった」例えば今周囲を見渡して見て、電気、ヘルメット、ペットボトル、バッグ、ホウキetc。それらは「無かった時代があった」と言い換えることができる。今ではあまりにも当たり前すぎちゃってありがたみも感じないけど、当時はそれが登場したときはいずれも画期的だった筈。先週1週間も、そんな画期的がたくさんあった
https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_321.html
「『あるようで無かった?』設備工事店さんに喜ばれるわけ」
あれ、なんで無かったんだろう。
そんな素朴なサービス。
テレビとかでもたまに特集組まれたりする便利グッズ。
ちょっとした発想の転換。
これまでにあったものの組み合わせをただ考えるだけ。
新しいものは何一つとしてないのだけれど、
ものすごく助かるそれ。
生コン産業もいよいよ70年になるわけだけど、
設備屋さんにとっては「困った」の宝庫が生コン調達。
こんなに簡単に手に入っちゃう。
これまでの苦労は一体なんだったんだろう?
まだまだ可能性を突き詰めて考えれば、
多くの人にハッピーをお届けできるサービスは作れるかもしれない。
https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_303.html
「補修費用の不透明さを解決|打ち放し色合わせ」
これも、その一つだ。
補修が基本想定される打ち放しコンクリート。
計上されないその費用は、
「いくらかかるかわからない」
だったら、最初からこうしちゃえばいいじゃん。
まさに目からウロコだし、
そもそも、なんでこれまでなかったの?
というくらい簡単な組み合わせ。
打ち放しコンクリートの管理で苦しんだ人ならわかるはず。
どうして悩んでたんだろ?
馬鹿みたいに簡単な発想だ。
https://www.nr-mix.co.jp/topics/gnn_20180222.html
「脱ブラック産業宣言」
きわめつけはこれだろう。
誰もが苦しみそれでも「仕方ないから」を理由に、
「みんなやってるから」
と自分に嘘をついて苦労をしていた作業。
生コン車ドラム内はつり作業
これも、組み合わせ。
水圧でコンクリートをはつれる技術はもともとあった。
(スギノマシン)
ドラムの中のはつりで苦しんでいる人もたくさんいた。
(生コン産業)
ただの、組み合わせ。
誰もやろうとしなかっただけのことを誰かがしたってことだけ。
じゃあ、誰がやるんだろ?
もちろん、「困ってる」人なんだけど、
その「困ってる」をちゃんと認識して自分ごととして捉えた「だれか」
ただただ草木のようになにも考えず感じず、
みんながそうだからというだけで頭を使わず行動にも移さない。
そんな生き方はしたくない。
僕たちは人間だから。
宮本充也