2018/07/17
「職業人生を捧げるテーマ|週刊生コン 2018/07/17」
連休が明けて夏本番の7月下旬がスタートした。異常気象を身近に感じながらも1日1日を生コン産業人として大切に過ごしていきたい。生コン産業が貢献できる分野についてしっかりと意識していたい。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/9800m25.html
「9,800円/m2で5営業日以内に全国どこでも」
サービスとはわかりやすさが大切だと思う。
透水性コンクリートの普及拡大はヒートアイランド現象やゲリラ豪雨の抑制に効果的だということは知られている。
技術としてはある。
ただ、それをどのように普及させるかは別次元の問題。
従来の産業構造に頼っていては普及はおぼつかない。
GNN元気な生コンネットワークのように、
中小企業が主体的に地域枠組みを超越して連携する。
その先に普及が本格化している。
9,800円/m2という全国統一のわかりやすさ
これも従来の生コン産業には考えられなかったからことだ。
水の次に流通する材料といわれるわりには、
その土地土地で協同組合が組織され、
まちまちの価格設定。
市場や顧客からすればまるでわかりづらい商習慣。
これらを一新していかなければ生コン産業の未来はおぼつかない。
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/5.html
※奈良県での5営業日以内で届けられた実績
https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_339.html
「メビウスループつけてみたけど」
以前は規格が産業をリードしていた。
今現場を知らない権威が勝手に作った規格が、
僕たち産業当事者の足かせになっていることもある。
地球経済の不可逆的な成長を前に、
身近な異常気象の猛威を感じる僕たち。
規格を理由に動かないことはすなわち、
次世代に僕たちの「大量消費」のつけを回す行為。
メビウスループつけてみたけど。
規格から評価されない。
JIS品とならない。
そんな理由で導入を先送りしているのなら今すぐ動くべきだ。
やれることなんていくらでもある。
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_301.html
「さよならフィルタープレス」
イノベーションではなく改善しか起きてこなかった、
スラッジ処理の分野。
今も国際見本市ではフィルタープレスの改善ばかりが唱えられている。
もはやフィルタープレスの改善ではだめなのだ。
イノベーション。
まるで違った土台を持つ技術が生まれている。
悩む必要がなくなっている。
問題ではなくすでにチャンスになっている。
もし世界中のスラッジが全て再生可能資源になるのなら?
僕たちの行動(仕事)が地球に貢献することになる。
諦めていてはダメ。
やってみる。
職業人生を捧げるテーマとしてはこれ以上ないスリルだ。
20年近く職業を続けているとその職業を通して自分だけの使命のようなものへの感覚が芽生えるようになってくる。
続けることで得られる経験やノウハウ。
何のためにこの資源を提供するか。
それなりに歳も取り次世代に目線が映る。
真夏に暑苦しい記事更新だが、
今週1週間も片時も自覚のある意識的な仕事を楽しみたい。
生コンができることはまだまだいくらでもある。
即行動で生コンから社会を照らそう。
生コンでいいこと。
宮本充也