2018/09/17
「社会を再生産していくのは共感だ|週刊生コン 2018/09/17」
2018/09/17月曜日9月中旬の1週間が始まった。3連休の最終日だから週始めの気はしないかもしれないけれど。1ヶ月前の猛暑や地球規模の異常気象が嘘だったように、少しずつあたりは秋の気配に包まれている。業界や社会を変えていくのは小さな共感と実践の繰り返し
どうして僕たちは生コンを続けるのか?
https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_368.html
今年の夏は暑いね。
こんなに雪が少ない(または多い)のは30年前には考えられなかった。
気象変動(地球の変化)で考えると、
1年、2年での変化は小さい。
たしかに30年というタームで考えた場合、
その変化の度合いは大きく感じられる。
※これから30年の人口変化の推移グラフ
30年間、生コンを含め産業は地球という資源を削り繁栄をしてきた。
これから30年、地球や社会が示していることは、
これまでと同じ30年を同じように繰り返すことが不可能であることを示している。
ゼロ成長時代。
人口半減社会。
僕たちはどうして生コンを続けるのか?
常にこの問に答える仕事をしていたい。
【京都】共感を作ること pt2
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/_pt2.html
このままじゃやばいよね。
産業が求められていた度合いは以前に比べて低下している。
それだけインフラは整備されサステナビリティに時代の要請はシフトする。
一方、最終処分場で埋め立て処分せざるを得なかった生コンの廃棄物、
スラッジ
の処理コストは年を追うごとに指数関数的な高騰を見ている。
このままじゃ、やばい。
けれど、その声を発することは怖い。
勇気を伴う。
※京都府城陽市で開催された残コンソリューション実演会には多くの生コン関係者が詰め寄せた
連携の中で想いが形になっていくことが大切。
一人一人が思っていても、
それでも勇気がなくて挙げられない主張。
連携を通して、
具体的な行動を通じて出来上がっていく形。
共感の輪。
そうした体験が強くてしなやかな生コン産業を作っていく。
京都の勇気と連携にこれからも寄り添っていきたい。
ご恩返しは1人でも多くの人に笑顔を届けること
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/case/1_6.html
当時の小さな情熱を覚えてくださっていた。
時空を超えて今強く成長を始めている透水性コンクリート。
まだ誰も見向きもしていなかった頃に、
情熱だけが先行していた若者に寄り添ってくださった恩人。
わざわざ連絡していただくわけでもなく、
地元の工務店さんを通じて注文を頂いた。
お施主さんの苗字でピンときた。
今も覚えてくれていることが嬉しい。
そして、ご自宅の整備にご採用いただくことはこれ以上ない喜びだ。
ご恩返しは1人でも多くの人に笑顔を届けること。
めげず、立ち止まらず、続けてきたこの製品は、
ときの彫琢を経てそれだけの価値があることを日々証明している。
時に傷つくこともあるけれど、
社会を再生産していくのはこうした共感だ。
信念を持ち行動に移す。
そうした個人の努力の集積は共感が繋いでいく。
そして、理想に少しずつ近づいていく。
そんな共感の1週間が始まる。
今週も生コンが始まる。
1日1日の積み重ねは小さくてちっぽけだけど、
振り返って眺めるその成果の偉大さに目が眩む。
そんなもんだ。
今週も張り切って走りだそう!
宮本充也