2018/11/26
「地面を護る生コンという仕事|週刊生コン 2018/11/26」
コンクリート技士・主任技士資格試験明けの11月最終週。やりきった人。やり残した人。それぞれに、新しい1週間の幕開け。資格試験に終わりはあるけど、生コンには終わりはない。
日本の地面の安全を守る【残渣式流動化処理土】
https://www.nr-mix.co.jp/lquid/post_20.html
僕たちの仕事は地面という当たり前のものを守っているとも言える。
地面は安定している。
誰もが疑わないそんな常識を人知れず護る産業。
当たり前すぎてだから「ありがとう」とすら言われない。
大災害の時に突然牙を剥く地面。
そうならないために。
そして、そうなってしまってからも。
どちらの局面でも僕たちの貢献は必要。
そんな仕事として取り組めば少しは変わる?
生コンという仕事。
老木がまだ若木だった頃の人と自然の関係性
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_564.html
地面を護る。
自然の地面を維持する。
200年前の地面に戻す。
これも、僕たちのできる偉大な貢献。
まだ地面が舗装に被覆されていなかった時代の社会や環境。
その基礎ももちろん地面にある。
老木がまだ若木だった頃の自然。
僕たちの技術で被覆しながらもその頃の地面を取り戻すことができる。
健全な地面を護る仕事。
そんな生コン。
どうして生コン工場で【土質試験】をしないのか
https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/post_102.html
そんな文脈でつながる「土」と「生コン」。
地面という共通項で考えれば無関係ではいられない。
けれど実際は産業構造(縦型)が両者を一見無関係にしてしまった。
どうして生コン工場(試験室)で土質も試験しないのだろう?
そんな発想。
それを形にした事例がある。
そしてそのことで衰退する生コン産業に光が差し込んでいる。
地面を護る。
地面をチェックする、生コン。
地面は空や海と同じくらい無限に広がっている。
それを護る。
そんな、生コン。
ものごとは解釈次第で俄然変わる。
今やっている生コン。
楽しいと思えないのなら向き合ってみよう。
外的環境じゃない。
心の中の本当の自分が求めていること。
社会に対して貢献したいこと。
生コンは地面を守っている。
あなたが大切に想っている人と、
他の人があなたと同じくらい大切に思っている人の土台。
地面
を作り、護り、健全な状態に戻す仕事をしている。
そんな一週間がまた始まる。
生コンでいいこと。
生み出そう。
宮本充也