長岡生コンクリート
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2019/01/28

緑と土と生コン|週刊生コン 2019/01/28

緑と土と生コン|週刊生コン 2019/01/28

あらゆるものが統合されていく。これまで区分してきた壁が溶け、あらゆるものが互いに溶け合っていくことのできる時代。土、生コン、そして緑。その具体的な事例が起き始めている。



「つぶし」と一緒に土質試験

https://www.nr-mix.co.jp/new_nama/blog/post_107.html

混凝土(コンクリート)。

大まかに定義すれば「土」。

実際に岡山県の竹藤建設では土質試験場としての役割も担っている。

地域建設にとっての身近なステーション。

生コン工場。

そこで、コンクリートの「つぶし」試験のついでに土質試験も。

そんな試みがスタートする。

生コンと土が溶け合う。

垣根が壊れる。



どうして人工芝の下地は透水性コンクリートなのか?【クローバーターフ】

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_628.html

そして今度は緑と生コン。

そもそもが下地を土間コンで施工するという慣習があった。

その下地が透水性コンクリートになることで得られる付加価値がある。

・緑の景観性

・コンクリートの強度と耐久性

・透水性

互いに分裂し合うのではなく解け合うことによって生まれる付加価値。

隔絶ではなく融合。

あらゆるものを統合していく試みは実際に考えられなかった価値を社会に提供することになる。



女性も楽々作れちゃう!「現場でさっと溶かすだけ」埋め戻しは流すだけ?!

https://www.nr-mix.co.jp/lquid/blog/post_26.html

これもそんな事例の1つ。

・生コンの流動性

・埋め戻しとしての土

が融合することによって価値が生まれる。

施工が伴う埋め戻しという工法から施工が抜けてしまう。

流動性が自己充填性という価値を生み出す。

これまでは流動性埋め戻し材のように大規模な案件での適用に限定されてきた価値。

あらゆる企業体が共同(生コン工場、建設会社、メーカー、他)が1つの文脈に統合されることによって生まれた価値。

「現場でさっと溶かすだけ」

インスタント液体埋め戻し材の登場。



IT革命以降分断・隔絶されてきたあらゆる資源が統合されている。

大切なのは目的。

それぞれの産業が抱えている問題に向けて垣根なく共同・連携する。

そのことでこれまでに考えられなかった価値が生み出される。

イノベーションの鍵は統合。

今週も垣根なくてを取り合うことで最高のものづくりを果たしていきたい。

生コンでいいこと。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士