長岡生コンクリート
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2018/10/02

「備えてる? 生コン屋さんのBCP」

「備えてる? 生コン屋さんのBCP」

BCP(Business Continuity Planning)。先日南相馬の東北レミコンさん(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_512.html)でも感じたこと。災害時、最初に必要とされる業種の一つ。そんな僕たちがその時青色吐息であってもいいの?生コン屋さんのBCPについて



備えてる? 生コン屋さんのBCP

BCP(Business Continuity Planning)

横文字は苦手。

ちょっと待って。

とても大切なこと。

3.11や熊本地震に見舞われた業界関係者の声。

「災害時最初に必要とされる業種」

今は生コン低迷時代。

人口が減少する局面において完全比例関係にある、

生コン需要

はますますそのフィールドが狭まる。

つまり、普通にしていたら下りのエスカレーター。

急減する需要に必死で足掻く。

普通にしていたら厳しい経営状況。

BCP?

そんなことに割いている時間なんかない!

本当?


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※手続き資料


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※地元伊豆の金融を支える三島信用金庫の飯田さん。「なんとか枠を取れるように頑張ります」と意気込みを見せる



枠の申請はまれ。

どんな理由があるのか知らないがこの制度への反応は限定的だそうだ。

これだけ頻発する災害。

先日の西日本大豪雨などでも身近な事業所が被害に見舞われた。

北海道胆振東部地震でも親しい生コン工場が停電で2日間に渡って休業を余儀なくされている。

災害は非常に身近

そのことに僕たち当事者は意識を高めなければならない。


ただでさえ、下りのエスカレーター。

だからこそ、必要なんじゃない?

BCP

もし、その時。

僕たちが青色吐息の経営状況で。

平時にはそれほどありがたがられない「生コン」だけど。

例えば博多駅前陥没事故のように。

あるいは糸魚川火災の時のように。

本当に必要とされているときに、

「経営が傾いててちょっと動けません」

そんなことでいいだろうか?



申請手続きは完了した。

事例としては稀ということなので、

受理されるかどうかはこれからの話。

ただ、生コン事業所が受理されないでどこがされるの?

そんな気持ちでその日を待ちたいと思う。

一連の手続きを中心的な役割を果たしてくれた池上さん。

そして、各種手続きの窓口の役割を果たしてくれた飯田さん。

まことにありがとうございました。

業界内でもあまり聞かないBCP融資制度の枠取り申請。

この経験はきっと日本全国の生コン工場にとっても有益になるはず。

災害時、もっとも必要とされる業種の一つ。

生コンでいいことはもっともっと強くありたい。

もっともっと人のお役に立ちたい。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士