2019/01/14
ペアワーク報告【まさつぐ】なぜ製品が売れるのか?
年明けから始まった【ペアワーク】(https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_401.html)。役割が違うこともあって「普段絡まない」同僚とランダムでペアを組み、お互いの仕事や想いへの理解を深める。最初のペア、まさつぐ(透水性コンクリート担当)との1週間が終了する。
最初のペア、まさつぐとの1週間
最初の1週間、僕(宮本充也)は透水性コンクリート担当のまさつぐさんとペアを組むことになった。
普段まさつぐさんが担当している現場施工見学会に同行する。やはり、現場には文書や口頭では得られきれない多くの情報があることを改めて認識。
「透水性コンクリートってのはこうやって売るんだよ」というこだわりについて食事をしながら語るまさつぐ。
やっぱり、現場・現実・現物。
伝聞、二次情報ではダメだ。
その情報には必ず誰かの意図が作用している。
自分自身の目と耳と感覚で情報に触れなければならない。
そうしたことを改めて感じさせられたペアワーク制度。
今回も、
わかっているつもりだった
透水性コンクリート。
それは、所詮まさつぐさんをはじめ同僚たちの目や耳や感覚というフィルターを通して加工された情報。
自分自身で改めて触れる透水性コンクリートの施工現場。
そこには顧客の生の反応。
見学者の生の要望。
施工している人たちの生の感想。
リアルな施工現場が横たわっている。
SNSや口頭で聞かされる情報ではない。
リアルに衝撃を伴って全身を通電する情報。
そして、まさつぐさんの偉大さ。
おそらく視聴者の多くの方は「何言ってるかわからない」と思われることだろう。この僕とてわからないのだ。
仮に透水性コンクリートが、
・ネットで完結する製品
・文書やカタログなどだけで選ばれる製品
だったとしたら。
まさつぐさんが担当者だった場合破滅的な機会損失を計上するはずだ。
なにしろ、何言ってるかわからないのだから。
透水性コンクリートの魅力が1つとして伝わってこないのに、
「透水性コンクリート買ってください」
とこうアピールされるのだ。
顧客としたらたまったものじゃなかろう。
何を理由に購入したらいいのかわからないのだから。
まさつぐでも売れる透水性コンクリート。
今回のペアワークで最も感じたこと。
それは、「まさつぐさんでも売れる」という透水性コンクリートの潜在性だったのだろうか。
正味2日間同行をして様々なコミュニケーションをした。
相手を深く理解し想いやる。
そんな目的を設定して初めて見たペアワーク。
やってみて改めてまさつぐさんの懐の深さというか。
意味のわからなさというか。
得体の知れない偉大さを感じることになった。
理解しよう。
そんな立場がもしかしたら間違っているのかも知れない。
どうして、コスモスの花は美しいのか?
なぜ、フェルメールの絵に人は魅了されるのか?
それを理詰めで解明しようとしているようなものか。
なぜ、まさつぐは透水性コンクリートを売れるのか?
理詰めの理解はできなかったにしろ、
心のひだをくすぐる何か大切なものを感じることができたように思う。
これからも続くペアワーク制度。
来週は生コンポータル最年少。
幸野さんとの1週間が始まる。
宮本充也