2019/05/20
SDGsと生コン|週刊生コン 2019/05/20
SDGs(Sustainable Development Goals)が国連で採択され無視できないムーブメントとなっている。70年産業生コンにとってのSDGsの具体策。先週1週間の動きを読む。
「凝った庭なんかいらない。草が生えなきゃいい。それでももし地球環境に貢献したらなおのこといい」
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_745.html
国連や政府に指導されるSDGsは虚ろに響く。
自立した個人の集積としての全体的知性(社会)から自発的に生み出されるイノベーションが地域環境と人が調和できる社会を創り出す。
理屈じゃ無い。
実践。
物量が広がる2:6:2の6にフォーカスする。
徹底的に効率を求める。
安い、早い、安全に織り込まれた環境への貢献。
理屈を並べていたって実現できない。
何よりも大切なのは、たゆまない実践。
言葉より行動。
情報発信と実践を繰り返し、1日でも早く日本の地面の当たり前を変える。
「生コンはゴミじゃない」残コンステーション事業化ドキュメンタリー pt3(保健所訪問資料)
縦割り行政が元でルールが設定されていない。
その為、民間企業で弱いところにしわ寄せ。
70年産業生コンが抱えてきた残コンという問題。
民間のソリューション開発は遅れる。
明確なルールがないため、ダマテンも横行する。
不明瞭ならグレーギリギリで行こうぜ。
その為大量の生コンスラッジはさらに弱いところに押し付けられる。
それらは日本の国土を著しく汚染してしまった。
100%クローズドループ。
残コンを全て完全に再資源化。
SDGsなんかに指図される以前からの動きが今爆発しようとしている。
「すげえ!すぐに固まる!!」流動性埋め戻し材(LSS、スラモル他)がすぐに固まったら出来ること
建設発生土や生コンスラッジを再生利用して作り出された流動性埋め戻し材。
その唯一の弱点。
固まるまでに時間がかかる。
次の工程にすぐに移行できない。
それが、なんと、打破されようとしている。
Time is Money.
手待ちを余儀なくされてきた本工法に一筋の光明が差した。
流動性埋め戻し材で埋め戻した直後からその上に乗って作業ができる。
人手不足。
省力化。
今の時代のニーズに応えるのは、行政に指導された民間ではない。
志を持った民間企業。
もはや、誰かの指導なんかいらない。
SDGsという言葉を記事にしたためるのは、SEO上の理由のみだ。
SDGsなど、どうだっていい。
なんなら、10年以上も前からその志を持った人たちに対しては失礼なくらいだ。
というわけで、今週の生コンも劇的に始まる。
生コンでいいこと。
宮本充也