2025/10/05
著名な論客の皆さんの議論を聴いていて感じたこと(論壇フェス2025 in 伊豆 初日レポート)

土日なので本当は休みたいのだけれど友人知人がたくさん集まるってことでお祭りやろうオワコンの宮本イケメンも crotchet / school を訪ねました。 論壇フェス2025 in 伊豆 初日レポート
論壇フェス2025 in 伊豆 初日レポート
おやすみには地元の文化活動にも参加しているよっ。今日は昨年から伊豆で開催されている論壇フェスの模様をご紹介だよっ
論壇フェス2025 in 伊豆 crotchet / school
ザンコン™︎ で整備されたグランドには伊豆を代表するグルメが多数出店していました 論壇フェス2025 in 伊豆 crotchet / school インフラを支えていたのは ザンコン™︎ でした
出店には温泉きくらげも。お酒もグルメも楽しめるフェスとなっていました
ディスカッションの模様は全て配信されアーカイブも視聴できます。
乱世の心構え
共同体の賛否について議論が活発に行われていました。確かに昭和の前半は多様性に乏しく家族賃金モデルでくくることができたシンプルな社会構造だったが、現代は多様性ダイバーシティLGBTQ、フェミニズム、インクルーシブ、ユニバーサルデザインなどの言葉が示すように多様な個人の時代に移行した。そこで生まれる社会課題は画一的な公的サービス(公助)では対応が難しく、また、それを個人や組織等の 自助や共助などに求めるべくもなく、流動性の高い社会に順応した社会モデルを意識した心構えが必要、的な内容だったと思います。初めて聞く名前ばかりでしたが、みなさんトークがいけてて面白かった。なるほど、こんな感じのイベントなんだね、論壇フェス
フェミニズムの現在地
これは、酷かった。現在地を示す、はいいとして、おそらくMCの振り方がいけてなかったんだと信じたいが、単なる他責、批判、愚痴、悪口の類を難しい横文字などを弄してそれっぽく喋る中身はおばさんの井戸端会議のそれ(しかも悪質)と何等違わないストレス発散コーナーに何と1時間も付き合ってしまって、最後無理って思って会場を脱出しました。社会課題の抽出は大切な姿勢かもしれないが、批判的な論調のみで終わらせてしまうと単に批判された側には恨みしか残らず、それは協調してより良い社会にしよう、という議論の循環を産まない。論談なり言論に求められる姿勢は「対案を示すこと」「具体案と行動のための指針を示すこと」であるはずで、こちらの論壇は男女間の二項対立をさらに助長する内容に終始していた、犬もくわないくだらん時間、とオワコンの宮本さん珍しく気色ばんでいます笑。男性として、というよりも、一市民として義憤を燃やしていました。ま、こういうふうに感情が乱高下することも時に必要な機会なのかもしれませんね
日本の教育はいまどうなっているのか
出ました宮台真司さんはナマコンバレーに宿泊されたこともある(「宮台真司先生に鉄筋コンクリートの貢献をご理解いただきファンになってもらえました」crotchet / school 主催イベント)著名な論客が本田由紀さんと取り扱うテーマは「教育」。教育の劣化が叫ばれているそうだが、本田氏によればその根本原因は文科省(その背後には財務省)が整理した学習指導要領と指摘。この辺のくだりはコンクリート産業におけるJIS A 5308 のあり方に対する課題意識と重なる部分もあって、面白く拝聴いたしました。深刻な現実問題としては教育が子どもたち一人一人の内面から生まれる創造性を活かすのではなく、テクノクラート、官僚主義とも言える「これが正しい子供の在り方です」と一方的に「箸の上げ下ろしまで規定して」押し付ける内容、と厳しく批判されておられました。事例紹介の中にはたくさんの参考になる点があるにはあったが、フェミニズム同様に対案が示されなかったのは残念だった。いかに、正論を吐いたとしても、それが形にならなければ何もなかったのと同じことであり、本田さんのようなお立場のある方であれば「くそ」とか挑発的な言葉を弄さずにグッと堪えて行動に移し教育行政側(委員会活動)などできちんとリードすべきだと思った。さもなければ、そこには怨恨しか生まれない。対立構造は一見わかりやすいし伝わりやすいのだけれど、攻撃的な言葉や批判には必ず副作用がつきまとう。その副作用のせいで社会全体が停滞するのは全ての人にとってマイナスだと思いました。自分にも当てはまることなので、聴いていてとても面白かったです
本日(2025/10/05)も二日目開催されています。
伊豆の国市議会議員山口たかこ登壇!
地方自治・ミュニシパリズムの可能性
・保坂展人・山口貴子・菜野良枝・津田大介(MC)
そして、本日(2025/10/05)はもう終わってしまっている時間帯だけど我らが山口たかこ議員も等身大で登壇されました。アーカイブで拝聴します。お疲れ様でした
「コンクリートをもっと身近に」
社会課題ってのはもちろんコンクリートにとっても無視できない対象なので今日も張り切って参加したいと思いますっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也