長岡生コンクリート

地中空洞と陥没事故——
見えないインフラのリスク対策

Controlled Low-Strength Material

報道でも取り沙汰され近頃頻発している陥没事故をご存じでしょうか?これらはすべて、地中に放置された空洞が原因で発生したものです。全国各地で同様の中小規模の陥没事故が発生しており、未利用地下設備や廃止管路の空洞を放置するリスクは今後ますます高まります。CLSMは、その見えない老朽インフラを確実に封じ込める解決策です。

お問い合わせ

CLSM関連最新記事

CLSMとは?

what is CLSM?

CLSM(Controlled Low Strength Material)は、自己充填性を持ち、硬化後も低強度に保たれる流動性埋め戻し材です。

  • ・セメントおよびセメント副産物(高炉スラグなど)
  • ・水
  • ・砂(再生材含む)
  • ・土(スラッジ含む)
その結果、施工性と掘削性を両立した次世代の埋戻し材となっています。

お問い合わせ

CLSMが解決する問題

地中空洞、暗渠のリスク

通常、地中の空洞は開削工が必要になります。CLSMは流動性が非常に高い特性があるため、狭い入口から流し込むことで開削工を必要としません。

騒音低減・工期短縮・部材保護

埋設管周りは砂締めや転圧を繰り返し工期や騒音、管の痛みが問題となります。CLSMは再掘削できる強度で、静かに、そして迅速に管を埋め戻します。

廃止管による空洞リスク

既に地中に張り巡らされている管を廃止せず、そのまま放置すると地上施設の陥没や座屈に繋がります。管の中を土と同等の強度で充填することで未然に防ぎます。

従来工法との違い

merit

REASON

01

埋戻し施工の簡略化と騒音、
振動の低減

従来の砕石RC40などと異なり、CLSMは液状に近く、重機や転圧を必要としません。騒音や振動が少なく、周辺住民への影響や交通渋滞を抑えることができます。

REASON

02

自己充填性と
セルフレベリング性

複雑な形状、狭窄空洞にも自然に流れ込み、隙間なく埋め殺しが可能です。廃止された小口径の地中管から不明瞭な暗渠まで、CLSMなら確実な充填が実現します。

REASON

03

再掘削性と
地盤との親和性

一般のグラウトやコンクリートに比べ、低強度で管理されているため、将来的な再掘削時には土と同様に扱えます。再利用や構造物設置の際にも柔軟に対応可能です。

REASON

04

地産地消型の材料調達

CLSMは全国各地で、地元の資源や生コン工場で製造可能です。生コン工場がない地域でも、バキューム車とミキサー車を活用して現場製造ができます。

contact

ご相談・導入について

生コンポータルでは、CLSMの仕様設計・製造方法についての無料レクチャーを実施しています。導入の検討や詳細設計、施工時のアドバイスなど、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ