2025/12/30
道路陥没事故の原因となる【地下空洞】を無害化(充填)する役割も生コンが果たしています
今年初めに起こった八潮市道路陥没事故の原因は地中にできた空洞だった。目に見えないから対策も目に見えにくい。わかりにくい。地面の上だけを見ていたらなんとものどかで平和な光景が広がる。縁の下の力持ちな生コンとしてCLSM(Controlled Low-Strength Material)活躍しています
わかりにくいですが偉大な貢献 CLSM
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一般にはぱっと見なんのこっちゃわからないコンクリートのことをきちんと解説してまいりますぞっ
ぱっと見なんの光景かわかる?
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ぱっと見なんのこっちゃわからないこちらの光景。
現場情報:オサコー建設
オサコー建設様
御殿場市板妻 大型 20㎥
流動化処理土 既設管充填
(共有:ICC)
こちらの説明にもあるように、20m3(1立方メートルサイズのブロックが20個)分の大きさの地下空洞を充填している様子。今年初めに起こった凄惨な事故(埼玉県八潮市の道路陥没事故)の原因は地下に生じた空洞だった。CLSM(Controlled Low-Strength Material)はそんな地下空洞を未然に充填して安全を確保することができる生コン。
生コンだから生コン打設と同じ方法が採用される
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配管を通ってCLSMが地中空洞に接続され材料(CLSM)が充填されます
水のように流れ込む生コン CLSM
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材料はこんな感じ、まるで水みたい、なので途中で閉塞したりもせず、音もなく、振動もなく、粉塵も発生させることなく(公害0)危険を未然に対策します
CLSMは大事故を未然に防ぐのみならず副産物を高度に利用することで環境にも配慮されたコンクリートとなります
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大量の副産物(捨てればゴミ)を配合してます
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そして、CLSMのもう一つの特徴は大量の副産物(写真は残コンを由来とした細骨材)を配合している点。なお、こちらの細骨材に含まれる水酸化カルシウムは二酸化炭素を吸収固定することがわかっているため、使えば使うほどカーボンネガティブ ※CCUS(Carbon Capture Utilization Storage)を謳うことができます
「コンクリートをもっと身近に」
ようやっと、年内ブログは大晦日の書き納め(筆納め)を残して最後となります。月並みな言葉ですが、今年1年大変お世話になりました。このところ、いかに世間一般月並みが難しいかについて感じることが多くあります。世間を見渡してみると、世間一般月並みができていない方の方が多い。来年はオワコンの宮本さんにとって節目のキャリア丸25年/ブログ毎日三本365日丸10年の節目を迎えます。常に感謝を忘れずにこれからも社業に邁進してまいりますっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
