2019/12/22
【埼玉】1人20m2でDIY「たまらず見学者協力」

埼玉県狭山市。車の整備をするのに土間が斜めになっていて10年前から平らにしようと色々ちょうさしていたところ透水性コンクリートを発見。「自分で施工ができる(DIYできちゃう土間コン)」が採用の決め手。施工現場は見学会場として解放していただいたが見学者(プロ)の方が1人施工見てられなくなり手伝っていただく。
製造:渋谷建材、施工:DIY(20m2、100mm厚)
車の整備をするのに土間が斜めで嫌だった
施工Before。
20m2は車1台と半分くらいの面積。
やはり一輪車での搬送のことを考えると1人DIYには手が余る。
それでも、削り(はつり)から路盤工まで入念に調査・準備をして本日に臨む。
材料製造は川越の渋谷建材。
お施主さんの求めに応じ熱心にご相談に乗って差し上げたそうだ。
写真は材料のチェックをしているところ。
施工開始。
なんと、見学に訪れていた方がたまらず施工協力。
普段施工をされているプロの方だから一騎当千。
順調に施工は進む。
見学と思っていらしたのにお手伝いまでしていただき誠にありがとうございます。
これで施工に自信をつけていただけましたらさらにありがたいのですが。
施工After。
お施主さんご自身(と見学者のご厚意)の手により整備箇所が「斜めじゃない」駐車場完成。
ジャッキアップのたびに不安を感じていたそうだがそれも解消されるだろう。
DIYの場合はやっぱり3人はいてほしい。
透水性コンクリートの施工は確かに単純。
⚫︎敷設(ふせつ)
⚫︎均し(ならし)
⚫︎転圧
をひたすら繰り返す。
ただ、材料が一人でに供給されるのではない。
今回の現場もそうだったが一輪車で搬入する必要がある。
面積や距離にもよるがその搬入経路が長ければ長いほどその一輪車搬入に関わる作業人員が増える。
プロだって基本的に3人体制。
(もちろん、2人でやるケースもあるし、小さな面積なら1人あるいは0人てこともある。0人は生コン業者に全てを任せてしまうケース)
それにしても、今回のお施主さんは調べぬかれていた。
事前工も、通常プロに発注する削り(はつり)や残土処分はたまた路盤工まで。
最近の庭づくりDIYはみくびることができない。
プロも真っ青だ。
それにしても、どうなってる。
今月だけでDIY実績4件目だ。
山形:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy260m2.html
千葉:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_5.html
千葉:https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/150m25diy.html
そして今回の埼玉県狭山市。
「土間コンはDIY無理」
がDIY界隈の常識だったはずだ。
それが、どうだ。
土間コンの中でも先端工法透水性コンクリートに果敢に挑戦する素人たち。
一方のプロの方々は新工法に対してどうしても及び腰。
もしかしたら新しい土間コン透水性コンクリートは向こう見ずで熱心な素人の皆さんの手により「土間コンの常識」という地位を確立してしまうのかもしれない。
あっぱれ、素人DIY。
宮本充也