2020/12/10
「深夜まで大切な仲間を働かせないで!!土間コンクリート革命2020」(月刊透水性コンクリートVol.41)

全国から続々と寄せられる冬場の透水性コンクリート施工事例は土間コンクリートやコンクリート舗装の常識が変化していることを如実に伝える。今年もまた4〜5時間ブリーディングが乾くのをボーッと待ちますか?4時から打設開始して、4時半には仕事が完了、5時には家にいられる。それが、これからの土間コンクリート。
「土間コンやCon舗装の常識は変わりました」
⚫︎参考記事: 【富山】「どんなに小さくても土間コンは土間コン。この時期2人で4〜5時間ボーっとしてなきゃいけないんだよ」あづまコンクリート工業
⚫︎参考記事: 【群馬】「逆勾配なので、ドライテック。楽して儲けてください」高総建設
⚫︎参考記事: 【福島】「まさか自分で生コン車呼んで施工する日が来ようとは思わなかった」猪苗代生コン
これから迎える冬本番。
建設に携わる皆さんの会社では仲間の作業員の方に今年も従来の土間コンやCon舗装の施工を無理強いしていないだろうか。
夏場と違って、ブリーディング(余剰)水はなかなか乾かない。
金鏝仕上げをするまで4〜5時間ボ〜ッと手待ちが発生する。
いったん自宅に帰って夕飯食べてからまたぞろ現場に戻る。
寒い中、身をかがめて金鏝仕上げ。
終わるのは深夜。
働き方改革のこの時代、皆さんの会社ではそんなブラ⚪︎クなことをしてないだろうか。
前回Vol.40で報告したように、透水性コンクリートドライテックはグッドデザイン賞2020金賞・経済産業大臣賞の栄冠に輝いた。
つまり、次世代の舗装、コンクリート材、土間コンの標準としての地位を得たことになる。
⚫︎参考記事:日本全国いろんなところで施工実績はこちら
生コンポータルでは日に2現場程度のペースで全国から寄せられた施工事例を紹介している。
もはや紹介しきれないほどの件数が全国のパートナー施工者や製造者らから寄せられている。
『とりあえず、土間コン』という常識を覆すお話をします。 (庭ファン)
そのトレンドは、カリスマ庭Tuber(庭をテーマとしたYouTuber)の庭ファンでも再び取り上げられるところとなった。
今や施工者よりも俄然施主が自らの土地の舗装に土間コンではなくて透水性コンクリートの施工を志向するようになっている。
「お恥ずかしながら、お施主さんから聞きまして」
ホームページのメールフォームに見知らぬ土地の見知らぬ施工者の方からメッセージが寄せられる。
皆さん、新しい材料に対して不安を隠さない。
施主の口車に乗せられて施工して失敗をすれば結局責任は自分に降りかかってくる。
なるべくやらない理由を見つけ出して施工自体を断りたい。
「作業員の方々をドライテックでねぎらって上げよう」
一度施工を経験された方なら知っている。
脅威の施工性能。
30分で終わる。
雨の日の晴れ間1時間で施工出来る。
夕方から打てる土間コン。
排水、水勾配で悩むことない。
ワイヤーメッシュいらない。
従来の土間コンクリートであれば、常識は「まる1日かかってしまう」その作業はドライテック(透水性コンクリート)に置き換えることで、「たった30分」で完了する。
先般グッドデザイン賞2020金賞・経済産業大臣賞を獲得したコンクリートテックは現代の「働き方改革」の文脈も備えている。
深夜まで働かされる羽目にあう従来の土間コンクリートに比べて、ドライテックは5時には自宅で熱燗を楽しめるのだ。
金鏝仕上げのためにまたぞろ現場に戻るなんて必要はないのだ。
スニーカーとジーパンみたいラフな格好で作業できる。
まるで、ITのスタートアップのチャラい役員みたいな格好で施工する土間コンクリート。
「お前、仕事なめてんのか」
とついつい詰めたくなる簡単・お手軽な土間コンクリート。
施工事例にもあるように、一般の方々からDIYで注文される土間コンクリート。
「深夜まで大切な仲間を働かせないで!!」
もう、あなたが若かった頃の土間コンは古いんです。
今や、土間コンクリートといえば、5年以内に「水を通す」が当たり前になる。
そして、30分で施工完了が当たり前になっている。
缶コーヒー飲みながら寒空にブリーディング水が乾くのを待つなんてもう古い!
金鏝仕上げなんてもう古い!!
敷設して均したら振動プレート(プレートコンパクタ30kg)で一発転圧。
鼻歌混じりで施工を終えたら、家に帰って趣味に没頭しよう。
そんなライフスタイルが、これからを担う若手の方々にはウケている。
土間コンクリート革命2020。
新しい土間コン元年。
2020〜2021のこの冬にこそ、ドライテックを習得してライバルに差をつけませんか。
宮本充也