2019/05/15
「リリース直後2件の問い合わせ!」広がる無限の可能性について|月刊透水性コンクリートVol.23

おかげさまで指数関数的な伸びを見せる透水性コンクリートの施工実績。供給インフラが整ってきたここに来てあらゆるアプリケーション(応用)が自然と生まれている。ここ1月のそんな施工事例を一挙紹介。
「ナニコレ珍百景でもいけるんじゃない?」普通に乗用車が出入りする【ウッドデッキ】の駐車場
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_733.html
アプリケーション第1弾がこれ!
なんと、リリース直後2件の問い合わせがあった。
それだけ市場(と顧客)はこの価値を待ち望んでいたのだろう。
老舗小泉木材(横浜市)の協力で実現したのは木製駐車場。
天然木のウッドデッキをふんだんに使った駐車場。
壁も、地面も、木材。
部屋の外も中も、木の香り。
横浜にいながらにして森の中にいるような安らぎ。
まさか、舗装までも天然木なんて誰が予想しただろうか。
供給体制(インフラ)が充実すればするほどにこうしたアプリケーションは多種生み出されるはずだ。
「自宅のバスケットコートを透水性コンクリートで整備したい」連休中も続々と寄せられる【庭コン】への問い合わせ
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_731.html
物の価値は作り手(供給者)が考えるものじゃない。
一方的に押し付けるものなんかでもない。
使う人。
受益者が考える。
そんな、好例。
透水性コンクリート。
つまり、
穴ぼこだらけのコンクリート。
その性質を巧みに利用して「消音コンクリート」としてバスケットコートに適応。
こうしたアプリケーションは作り手だけが内向きに産業を作ってもなかなか生み出されない。
今生コン産業に求められる姿勢は外向き、使い手との交流。
「水切りの砂利を子供がいじっちゃう!」土間コンの【リフォーム】でも活躍するおしゃれ!透水性コンクリートの実力
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_722.html
まさか、こんな用途を考えるなんて。
しかも、新築ではなくリフォーム。
アプリケーションは無限だ。
子供の石ころ遊びで散らかってしまう駐車場。
傷ついてしまう乗用車。
そうした問題を解決するために採用された透水性コンクリート。
流石に、全く想定していなかった。
もちろん、施工者や施主より、誰よりも透水性コンクリートのことを考えているのは担い手である僕たち。
ただ、僕たちだけではものは完結しない。
・施主
・施工者
・供給者
それぞれが互いを尊重しともに力を合わせることによって数多くのアプリケーションが生み出される。
これからも、
「〜〜ってできない?」「〜〜に困ってるんだけど」。
そんな、市場と顧客の声を大切にして。
透水性コンクリートの普及活動に努めます。
生コンでいいこと。
チーム月刊透水性コンクリート
宮本充也