2020/01/27
「生コンをもっと身近に」具体的なテクノロジー群(週刊生コン 2020/01/27)

生コンポータルは社会一般と生コン産業を繋ぐ架け橋を担うことで自然と人が調和する新時代のコンクリートテックが適正に市場に見出されることを目指している。「生コンをもっと身近に」具体的なテクノロジー群について(週刊生コン 2020/01/27)。
【岡山】「被災地真備町の大地を変えろ!」防災・環境・DIY
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/y.html
全国で開催中の「生コンでいいことセミナー」。
目的は「生コンをもっと身近に」。
これまでの縦割り階層型の産業構造としてではなく、社会一般に向き合う上での製造者・施工者の関係性を刷新する活動。
取引関係から協業関係へ。
そのための具体的なコンクリートテクノロジー。
ゴリゴリの工業製品としてではなく、DIYもできるくらい敷居の低い製品としての生コン。
そして、新時代の文脈に沿うようなコンクリートテック。
その象徴としての透水性コンクリート。
敷設から均しそして転圧(締め固め)という単純作業で女性や初心者でも難なく施工ができることが特徴。
⚫︎働き方改革
⚫︎SDGs
の文脈にも沿う具体的なテクノロジー。
それは洪水被害の緩和やヒートアイランド現象の抑制など時代が求めている文脈に具体的に応える。
毎日開催されている生コンでいいことセミナーではそんな「生コンをもっと身近に」する具体的なテクノロジー群を紹介している。
「繊維が表面から毛のようにはみ出たりしないの?」繊維散布コンクリート・メッシュ不要
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_981.html
次なる「生コンでいいこと」はこれ。
持ち運びから敷設、そして生コン打設に至るまでとにかく高い専門性を要求する存在「ワイヤーメッシュ」。
この存在により生コンDIYの敷居は高くなる。
無理だ、やめよう。
そのワイヤーメッシュから生コン施工を解放するコンクリートテック。
ワイヤーメッシュのいらない生コン。
繊維散布コンクリート。
このテクノロジーのおかげで生コン施工の敷居は下がる。
35m2に1袋を目安に均等にポリプロピレン繊維を撒くだけ。
その後にタンピング(締め固め)をするだけ。
以上終わり。
「生コンはもっと身近に」
【静岡】「女性でも楽に扱える生コン」超流動生コン・DIY
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/diy_20.html
「ぺたぺたするだけで勝手に平になる生コン」
最新のコンクリートテックは生コンの流動性を飛躍的に高めた。
スランプというパラメーターで評価される生コンの密度は2.35。
一輪車やスコップで取り扱ったことがある人ならわかる。
重い。
運んでるとよろよろする。
スコップで敷設するのは大変な重労働。
その生コンが最新のテクノロジーで水のようになる。
「ぺたぺたするだけで平になる」
女性でも難なく取り扱える。
続々と生み出され市場と顧客に発信される最先端の生コンテクノロジー。
それらは具体的なコンテンツとして市場と顧客に届けられる。
これまで縦割り階層型でどうしても閉鎖的だった産業構造と施工者・製造者の関係性。
そんな関係性をアップデートするテクノロジー群。
もっとみぢかに。
時代の分脈に沿うテクノロジーはある。
あとは、伝えるだけ。
その繰り返しの先に生コン産業は新たに定義されよりよく貢献できるようになるだろう。
宮本充也