2019/07/16
【透水】マンション外構における アスファルト vs コンクリート|週刊生コン 2019/07/16

突如活性化し始めた新市場「マンション外構(舗装)」で用いられるマテリアルは、アスファルト or コンクリート。それぞれにそれぞれの特徴があるはず。いったいどっちが優位なの?先週1週間のトピックス。
【庭コン】マンション管理組合向けDM(Powered by 安永周平)
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/dmpowered_by.html
主に対象としていた施工箇所。
住宅外構(舗装)。
考えてみれば当然の流れ。
今度は、
共同住宅(マンション)外構。
人が暮らしている住宅の周りで役にたつなら、もっと多くの人たちが暮らしている共同住宅の周りならもっと役に立つ。
不思議なことにこの分野は住宅外構と違ってその担い手は、
アスファルト
ほぼ、100%がアスファルトで舗装されている。
住宅外構に比べて共同住宅はさらに規模が大きい(100m2〜200m2)。
大きい規模になるとコンクリート舗装は嫌われる。
それは、
・ブリーディング
・仕上げ
という比較的時間のかかる施工を余儀なくされるから。
そんな市場に果敢に挑戦できる理由が透水性コンクリートにはあった?
【施工者】にとって「アスファルトではなく透水性コンクリートにするメリットって何?」【共同住宅】外構工事
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_786.html
それは、施工者にとっての施工性の良さに起因する。
アスファルト以上に施工が楽。
これが、挑戦を可能にする理由。
通常のコンクリートの弱みだった、
・ブリーディング
・仕上げ
から超越された透水性コンクリート。
この技術でいよいよ95%を示す日本の舗装アスファルトに挑戦状を叩きつける。
「ついにセブンイレブンにも透水性コンクリート」ダイソンが引き起こす愛知の地面革命
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_787.html
その実現可能性を裏付ける実績。
・前田道路(道路会社大手)
が、
・セブンイレブン(コンビニ最大手)
の工事に透水性コンクリートを納品した。
コンビニ外構の規模は共同住宅と同じ。
その実現可能性をこれ以上明白に示す実績は無い。
今(2019/07/16)、舗装といえば95%はアスファルトとなっている。
指数関数的に悪化する自然環境。
さあ、時代はコンクリートを求めている。
理屈は整った。
あとは実践のみ。
その実践を司るのはものづくりのラストマイルを握る全国の生コン製造者や施工者となる。
いよいよ動き始める。
宮本充也