2020/05/06
【岐阜】「屋外の水回りの土間コンクリート」立水栓・ガーデンシンク・手水舎・水はけ

宇部小型生コンのタカハシです。5/1打設の岐阜市鏡島。ネクスト名和様のドライテック打設の報告をします。立水栓・ガーデンシンク併設の東屋(あずまや)の土間コン。
製造:宇部小型生コン、施工:ネクスト名和(21m2、100mm厚、1時間40分、4名)。
屋外の水回り(立水栓・ガーデンシンク)でもお役立ち
施工Befoer。
柱が奇抜なデザインでおしゃれな東屋の土間に透水性コンクリート。
立水栓やガーデンシンクなど屋外の水回りの土間コンとして採用実績が多いのも透水性コンクリートの特徴。
何せ、排水や水はけを考えなくていいのだ。
プールの水だってひっくりかえせば水はたちまち吸い込まれてしまう。
施工開始。
宇部小型生コンの伝説高橋功二(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_671.html)による厳正なチェックを終えた材料が現場に届く。
トンボを使って均し作業。
水回りでは注意を要する水はけ(水勾配など)は一切考慮せず真っ平らに均す。
続いて、プレートコンパクタによる仕上げ転圧。
工程は以上だ。
施工After。
なんと、施工直後に人が土間コンの上に「乗っちゃってる!」。
施工中もそうだが、みんな長靴なんか野暮なものは履かない。
スニーカーや運動靴で施工しても埋もれないし汚れないから。
⚫︎参考記事:【岐阜】「Tシャツにジーパン、スニーカーで施工できる」駐車場・水はけ・排水・DIY
プレートコンパクタでの転圧が効くということは、「直後から人はその上に乗れる」ということを意味している。
リフォームのようにすぐにその上を歩行者を通したいようなときにこの土間コン(透水性コンクリート)なら全く問題ない。
(もちろん、養生をしっかりとし、足でグリグリ削るなどのような洗い扱いは避けること)。
立水栓・ガーデンシンク・手水舎(ちょうずや)の土間が水浸しにならない
必要は発明の母などとはよく言ったもので、透水性コンクリートの担い手が想定していなかったような用いられ方は結構される。
キーワードは水回り。
⚫︎参考記事:「どうせなら透水したほうがいいよね?」
ガソリンスタンドの洗車場なんかまさしく「どうせなら透水したほうがいいよね?」である。
そうした「身近な」水回り。
暮らしで考えると、ガーデンシンクや立水栓など、ワンチャンの体を洗ってあげる時でも水はけを気にしなくていい。
水は地面がそのまま吸い込んでくれる。
その水は時間をかけて大地に濾過され地下水系に還元される。
あるいは根系に水(と酸素)を届け樹木や草花を元気付ける。
人間の都合で便利さを求める。
ただ、その便利と自然(環境)が対峙してはならないと思う。
もっと便利に、そして、そのことで自然と調和する。
透水性コンクリートが今目覚しく成長をしている理由はきっとここにあるんだと思う。
誰もが心の中で感じていること。
自然と調和した豊かな暮らし。
けど、雑草やぬかるみは嫌。
そのどちらも両立できるから、心の底でわだかまりを感じなくて済む。
透水性コンクリートの普及。
岐阜でも宇部小型生コンの高橋功二とともに力強く拡がっています。
宮本充也
そんな水回りに役立つ透水性コンクリートならDIYもできます!