2021/01/26
【静岡】「今だけじゃない、数年後、十数年後のことを考えて」かとり商事

前回アプローチに続き今回は駐車場他100m2にドライテック施工。昨日も紹介したように、「地元」静岡県東部地区では「普通に生コンを注文するように」取引先施工者から寄せられるドライテックの注文。施工も、もう何も特別なことではない。採用理由は、「機能性」「デザイン」。なみさん、優子さんから現場共有。
製造:長岡生コンクリート、施工:かとり商事(100m2、100mm厚、6名)
決め手は「機能性」「デザイン」
施工Before。
前回アプローチ舗装に続いて今回は駐車場他住宅外周舗装100m2。
⚫︎参考記事:【静岡】「デザインがいいから」「この材料施工していいの?」かとり商事
昨日のブログでも紹介したように、生コンポータル(長岡生コンクリート)の地元静岡県東部地区ではドライテックいよいよエクステリア舗装の標準の地位を確立している。
⚫︎参考記事:【静岡】「どこかの地元でドライテックが定着した意味」中園工業
こちらの現場の採用理由は「機能性」「デザイン」。
「水が抜ける」従来の土間コンには求めるべくもなかった機能性に加えて、表面がゴツゴツと「味のある」デザインが施主に受けての採用となった。
100m2を超える大規模面積となったが、バックホウ(重機)を用いた効率化を図り、たった6名での施工。
100m2もの面積でもレンガブロックで施工スパンを区分すれば途中で休憩を挟むこともできる。
どんなに大面積だとしても、目地を兼ねたブロックなどを用いることで、仕上げスパンは小さくできる。
施工難易度はコントローラブル。
前回アプローチでコツを掴んでいる作業班であるため、その施工は淀みなく仕上げも美しい。
施工After。
従来の土間コンと異なり、舗装面は真っ平ら。
表面の質感もそうかもしれないが、この「真っ平ら」は機能性、デザイン性に関わりがある。
こうして、施主が希望した「デザイン」「機能」を兼ね備えた舗装は完成した。
最初だけじゃない、数年、十数年後の「見た目」もドライテック。
もちろん「ゴツゴツ」の隙間からは水が抜けていく。
どんな雨が降ったとしても、表面に滞水することはない。
土間コンの見た目は納品・引き渡し時に話題に登りやすい。
色むら、ひび割れなどだ。
だが、納品後、数年、十数年経過してからは流石にその見た目を論う人はいない。
透水性コンクリートの見た目、デザイン性は「経年」に最も実力を発揮する。
表面に滞水しないということは汚れが広がりにくいということがある。
汚れというものは水に乗ってやってくる。
その水が表面に広がれば、その汚れはそこにとどまる。
さらに、コケ・カビの生育は水が絶対条件だ。
表面がゴツゴツの透水性コンクリートの表面はひとときも水が溜まることを許さない。
雨後直ちに表面は乾く。
すぐにバスケの練習ができる。
滑らないから踏ん張りが効くくらいだ。
YouTubeでも数年後のドライテックの表面の様子を多く紹介しているが、10年経っても従来の土間コンと比較して汚れの度合いは小さい。
施工直後は綺麗なのが当たり前だ。
本当の実力は、時間が経ってみなければわからない。
「実家の土間がものすごく汚くなって、自分が家を建てるときは嫌だなって思ってました」
そんな採用理由もあった。
⚫︎参考記事:【滋賀】「YouTube100回再生して勉強した」「この時間から土間コンできるのいいよね」
一生に一回の家づくり、庭づくり。
今だけじゃない、数年後、十数年後のことを考えて。
悔いなく楽しんでもらいたい。
土間コンは一生あなたと共にあるプロダクトだ。
宮本充也