2021/08/16
「お断り価格だったりすることもありました」あとだしじゃんけんワークス

「扱った事が無いからと断られたり、お断り価格だったりすることもありました」「ドライテックは見積もりを出せる業者が少なすぎるのと価格の振れ
消費者の味方!つまり、施工・製造業者の味方!
自宅の舗装をドライテックにしたいと計画しています。
現状は、すべて砕石敷きです。
いろいろな業者さんに見積もりを出して頂いたのですが土間コンに
見積もりを出して頂いた業者さんの中で一番良心的な価格だった見
それでも土間コンより、準備工も含めた単価が1.
youtubeのように土間コンと同じくらいの価格になるような
他の見積りを取った業者さんの中には、
土間コンについてはどこも見積もりを出してくれるのでだいたい相
適正かどうかご教授頂けると幸いです。
見積もりを断るならいざ知らず「お断り価格」ってなんなの?
「土間コン・ドライテック無料相談・相見積なら」
無料診断・相見積もりサービス
https://form.run/@atodashijanken
⚫︎参考記事: 《無料》「250万の見積もりが100万になった例もある」見積もり・プラン診断
⚫︎参考記事: 「庭コンに《見積書》《プラン》をご提示ください。《無料》で診断・相見積もりを致します」後出しジャンケンワークス
生コンポータルでは2000者を超える施工業者をWEBで公開している。
消費者は地元最寄りの施工業者に直接連絡することができる。
仲介手数料とか、マージンとか、根拠のない費用を取られる心配はない。
それでも、全然足りないようだ。
「ドライテックは見積もりを出せる業者が少なすぎるのと価格の振れ
これが現実だ。
だから、それをきちんと受け止めて、生コンポータルではこれまで通り粛々と普及活動を続け、施工(製造)可能な企業数を増やしていくより他はない。
攻殻機動隊の草薙素子も言っている。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!!それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!」
そう。
世を憂いていたって仕方ないのだ。
やれることは、自分が変わることだけ。
だから、せっせとこれからも生コンポータルを通して情報発信に努めたい。
それは、わかる。
ただ、許せないこともある。
「お断り価格だったりすることもありました」
これ、どゆこと??
思わず、本音が溢れる。
以前の動画でドライテック知って新築のインパクトになると思って業者探して見積もり出したら土間コンの4倍の見積もり来た。(庭ファンYouTube「ドライテック」コメント欄から引用)
馬鹿にするのもいい加減にしろ、である。
わからない、やる気がないなら、黙っとけ。
他人に迷惑をかけるな。
ましてや土間コンの4倍の見積もりとか提示してんじゃねえ。
せっせと「地球に蓋しない」次世代の土間コンマテリアルの普及に努めている僕たちのことを応援してほしいとか、理解してほしい、なんてさらさら思わない。
ただ、邪魔をするようなら、きちんと断罪させてもらいたい。
その会社名をお天道様の元に晒し、堂々と反論をさせてほしい。
そんな思いから始まったのが、「どこよりも安い、早い、安心の土間コン無料相談・相見積」あとだしじゃんけんワークスなのだ。
(今回のお施主さんはとても優しい方だからその「お断り価格提出」業者の名前は明かされることはなかった)
で、こちらが寄せられた「最も良心的だった」見積もり書。
(お忙しい中あちこちに見積もり依頼をなさって誠にお疲れ様でございました)
単価7,800円。
ぱっと見、それほど高くないようにも思える。
それでも土間コンクリートの1.4倍だったと言う。
7,800円/m2で1.4倍と言うことだから、土間コンクリートの見積もりは7,800円/1.4倍=5,570円と言ったところか。
結構、安いな。
で、その差額、2,230円。
171平米という規模になる(でかい!)から、2,230円 × 171平米 = 381,330円ドライテックにすることで費用が増えてしまう、という計算となる。
ドライテックで381,330円増は果たして適正なのか?
以下、内訳だ。
171平米に用いられるドライテックは一体どれだけ?
1立方メートルあたり仮に8平米施工できたとして、材料は21.5立方メートルのドライテックが必要となる。
ここで、生コンクリートの単価を15,000円、ドライテックを40,000円と仮定する(地域によって異なります)。
その差額、25,000円/立方メートル。
つまり、25,000円 × 21.5立方メートル = 537,500円、生コンクリート(通常の土間コン)に比べてドライテックにした場合材料費は嵩むことになる。
でも、工事全体額としては381,330円増と抑えられている。
つまり、適正ってことだ。
むしろ、良心的。
もちろん、ドライテックにすることで作業効率が向上したり人件費そのものが圧縮できたりというディスカウント効果も考えられるのだけれど、材料費だけで537,500円も高くなるところを381,330円で抑えているのだから良心的と判断できる。
(本件対応はドライテック以外の準備工の精査も含めて別途専門チームが対応予定)
「あとだしじゃんけんワークス」は無闇にダンピングを促すサービスではありません
「土間コンと同じくらいなんでしょ?」
一般の方から寄せられる質問の中でとりわけこれが多い。
限られた予算、なるべく安くしたい、気持ちはわかる。
特に小規模(駐車場1〜2台分)になればなるほどドライテックの土間コンに比べたコストメリットは大きい。
⚫︎参考記事: 【静岡】「かっこいいカーポート。かっこいいドライテック」LIXIL カーポートSC #1
なぜって、ドライテック打設が30分とか1時間という短時間で終わっちゃうからだ。
従来の生コンを用いた土間コンではこうはいかない。
乾き待ちや仕上げ工程を考えれば小規模でもやっぱりまる1日(8時間とか)かかっちゃう。
ドライテックにするだけで作業効率の工場や作業人員の軽減が図られる。
浮いた時間を他に回せる。
だから、「土間コンと同じくらいの値段」が叶うことがある。
一方、今回の現場は171m2。
大規模、大面積。
そうなると、結局打設そのものに1日かかっちゃう。
ドライテック最大の強みが奪われることを意味する。
その分「材料代が高い」が強調されてしまう。
(それでも作業人員を減らしたり工程を最適化したり、或いは排水設備を軽減することはできるけど)。
無闇にダンピングを促したいわけじゃない。
真実をきちんとお天道様の元に晒したいだけ。
実際、どうなのか、情報をオープンにしたいだけ。
知らないことで損をする人を減らしたいだけ。
何でもかんでも安くしようとは思わないけど、それでも「お断り価格」を入れてくるような業者がいることは悲しい現実だ。
引き続き生コンポータルではこれまでの多段階・閉鎖的な産業構造、流通チャネルを打破することで、消費者や施工・製造業者が泣き寝入りしなくてもいいような産業を目指す。
消費者の味方になる!ということは結局、製造・施工業者にとってもプラスになることを意味するのだから。
宮本充也