2018/10/22
「巨匠の遺作を護れ!【直感と美】の時代の生コンでいいこと|月刊打ち放し色合わせ Vol.18」

巨匠アントニン・レーモンドの遺作「聖パウロ教会」の保存や、今流行のオープン外構、または経年で劣化してしまったあらゆる壁(ブロック塀など)。生コンでいいこと「打ち放し色合わせ」はあらゆる美につながっていく。
【色合わせブレイクスルー】アントニン・レーモンドの代表作聖パウロ教会の改修工事
https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_338.html
今、数多くの歴史的建築が危機に瀕している。
保存か?
取り壊しか?
営みが長ければそれだけ増える歴史的価値のある建造物。
それらの維持・保存にかかる費用が問題となっているのだ。
巨匠の作品には打ち放しコンクリートが採用されるケースが多い。
普遍的な美を打ち放しコンクリートに見出す。
それは説明不要の美しさ。
それらを、
「花(美)より団子(経済合理性)」
と断じ切って取り壊す。
物質的に豊かになり、
先々の成長の継続性に陰りが見えてきた現代。
直感と美の時代の到来。
機能を要求されがちな「生コン」が出来ること。
リフォームとかでも大丈夫?【打ち放しブロック塀工法】既存ブロック塀への適応
https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_343.html
朽ち果てる美といえば聞こえはいいが、
苔やカビで汚れたブロック塀には情緒などない。
ただ単に落ちぶれてすまん。
家全体の印象を汚くしてしまってすまん。
そこにも、リフォームソリューションとして打ち放しブロック塀工法が注目されている。
巨匠の作品だけじゃない。
まずは、自宅。
外構。
美を取り戻すと生活に彩りや豊かさが蘇る。
美を追求することのできる生物はホモ・サピエンス「人」だけの特権。
今話題のオープン外構と【打ち放しブロック塀工法】って?
https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_345.html
美と流行は常に競い合う。
流行が美を模索する。
常に流行と美は対で存在する。
今、住宅外構で流行の「オープン外構」で色合わせの技術が重宝されている。
家をぐるりと囲む従来の擁壁ではない。
インタフォンと郵便受けだけを役割とする壁。
CB(ブロック塀)に杉板やうづくりなどの打ち放しコンクリートを採用する。
そんな流行に打ち放しブロック塀工法(色合わせ)が新風を吹かせている。
直感と美の時代。
これまで、「強度」「耐久性」など機能を要求されていたコンクリート。
審美性
という新しいパラメーターが要求される時代の到来なのかもしれない。
生コンでいいことは「美」をも届ける。
生コンでいいこと。
宮本充也