2018/08/14
「京都、大阪、福島、富山、岐阜の生コン|週刊生コン 2018/08/14」
毎日繰り広げられる生コンは特定の地域の特定の出来事ではない。毎日毎日刻々と携わる人たちの想いに支えられて届けられる生コンはもちろん今週もそれぞれのドラマを紡いでいく。
京都4協組連合が拓く!次なる生コン産業
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/4_pt1.html
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/4pt2.html
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/4_pt3.html
京都で始まる重要な取り組み。
残コンブレイクスルー。
これまでリスクでしかなかった残コン、スラッジ。
それは、複数の企業つまり業界として取り組むことによって、
チャンス
に変化する。
残コンがチャンス?
到底受け入れがたいだろう。
処理するのに膨大な労務負担が発生する。
垂れ流される残業。
騒音、振動、粉塵も伴う。
それが、チャンス?
個別単独の限られた力では単なる脅威にしか見えないかもしれない。
業界団体として力を結集することによってそれは確実なチャンスに変化する。
その第一歩が先週踏み出されている。
これは、京都の話。
1位総取り?1,000,000円争奪?!コンクリート技士主任技士全国統一模試
https://www.nr-mix.co.jp/topics/11000000.html
https://www.nr-mix.co.jp/topics/post_353.html
これは、大阪。
さらには、地域を超越するITの力を借りて自宅や会社で受験もできる。
それが、GNNアカデミーの全国統一模試。
なんと、参加人数×1,000円が優勝者の賞金となる。
だけじゃない。
1位からビリまで明確に結果が知らされる。
自分の実力がそのまま突きつけられる。
涼しい夏。
11月25日には泣いても笑っても試験日はやってくる。
その結果はいやが応にも突きつけられることになる。
「今年も不合格でいいの?」
ちょっと苛烈な言い方かもしれないけど、
現実はそれだけ苛烈。
そこから目を背けるのではなく、
今年の夏は業界初のできごと、
全国統一模試
にチャレンジしよう。
大阪で熱い闘いのひぶたがきっておとされる。
なれあいじゃない。
傷の舐め合いじゃない。
お互いの力を拳を交えて理解し合おう。
今、自分はどの地点に立っているのか?
明確に理解しよう。
福島、富山、岐阜、それぞれの事情
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/post_316.html
IT以前ならいざ知らず現代の生コン業は志を共通項に連携している。
誰かの都合で情報は統制され支配される業界ではない。
それぞれの「個」が想いをベースにそれぞれの活躍をする産業。
とあるメーカー職員がいいました。
「そんなに生コン屋に知恵つけんなよ」
顧客のために汗をかこうとしている後輩職員に投げつける。
そんな時代は終わりにしたほうがいい。
誰かの上に誰かがいて、
下のものは限られた情報と富を与えられる。
生殺与奪は上位にいるものの掌中に。
そんな時代の終焉を示す動きが全国各地でうごめいている。
ITとアライアンスの力を得てそのうねりはとまらない。
大半の生コンパーソンは今夏休みでゆっくり過ごしているはず。
それぞれに素晴らしい夏休みを!
そして、そんな夏休みに生コンを届けている人がいたとしたら。
その人たちには充実の仕事を!
もって、素晴らしい社会貢献を今週も生コンから。
生コンでいいこと。
宮本充也