2019/05/27
コンクリートからの社会貢献|週刊生コン 2019/05/27
コンクリートは山河を削る、自然を破壊する。これは今の現実。ただ、テクノロジーはこうした現実を理想に引き寄せようとする。僕たち生コン当事者は全力で仕事に向き合うことで社会貢献を果たすことができる。
CO2 Capturing Concrete Pavement.「作る時にも、作ってからも、CO2削減に貢献するコンクリート舗装」
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/co2_capturing_concrete_pavementco2.html
この舗装が増えれば増えるだけCO2が減る。
生コンスラッジという最終処分場で埋め立てるしか方法のなかったゴミが減る。
それだけ山河が衰えない。
自然が荒れない。
時代の文脈に沿った生コンは偶然に開発される。
それは、意図されたものではなかった。
共感をベースとした協働。
馴れ合うだけじゃない。
実際に行動に移すことが大事。
「この季節【蚊】に困っていませんか?」犬走りを透水性コンクリートにすることの意外な効用
https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_750.html
コンクリート、まさかの貢献。
蚊の発生を防ぐ。
これは、市場と顧客に学ぶこと。
透水性コンクリートの価値を見出すのは供給する僕たちじゃなく、利用や使用する人たち。
それぞれに価値がある。
水たまりができないことが価値じゃない。
水たまりがないことで蚊が発生しないことで、「夕涼みを快適に過ごすことができる経験」が価値。
ものではなく、ことに価値がある。
豊かな暮らしを提供する。
これお、コンクリートの社会貢献。
【新市場創造型標準化制度】を活用した残コン再生プロセスのJIS化について
貢献を最大化するためには価値は普及しなければならない。
現代日本において普及を意図した場合必要不可欠は標準。
業界標準としての価値として認定されること。
経済産業省のJISの認証を取得する。
JIS化。
これは、担い手だけじゃない、消費者(利用者)にとっても安心となる。
流動性が高まりこれまで埋もれてきたあらゆる技術に光が届く。
これまで溜まっていたエネルギーが一気に市場に開放される。
時は温まった。
コンクリートからの社会貢献。
いよいよ加速する。
生コンでいいこと。
宮本充也