2020/04/17
「現場は生コンポータルの主戦場」共有される数多くの現場ラストワンマイル
日に数千、数万にも及ぶ建設現場に水の次に流通する材料「生コン」は届けられている。生コンポータルが取り扱う各種「生コンでいいこと」製品群は全てそんな建設現場の共感から生み出された。「現場は生コンポータルの主戦場」今日も共有される数多くの現場ラストワンマイル。
「見て見てこんなことがあったよ」みんながみんなの活躍を知りたい見たい聞きたい
いつもまめに現場を共有してくれるナミさんから届いた写真。
お得意さんの現場で倉庫の土間に生コンを施工する。
こちらもナミさんから。
生コンポータル・長岡生コンクリートが操業する伊豆地域ではこうした田んぼや畑の見切りコンクリートと呼ばれる区画コンクリートへも結構出荷している。
施工箇所まで距離がありユンボで少しずつ運搬する。
ユウコさんから共有されたこの現場は住宅基礎コンクリートの生コンポンプ打設。
フットワークの長岡生コンクリート(長岡さくら工場)の主戦場はこうした小口と呼ばれる小ロットの現場。
ニシザキさんから共有されたのは設備を設置するための基礎コンクリート。
毎日こうした無数の「現場ラストワンマイル」はみんながみんなに共有している。
「見て見て、こんなことがあったよ」
自分がやっていることを他の人たちに見てもらいたいことはなにもおかしなことではない。
僕は特にその気持ちが強い。
自分がどんな思いでなにをしているのかを少しでも知ってもらいたい。
だって、なにをしているか知ってもらわなければいないのと同じになってしまう。
そう考えると組織の仲間たちがなにをしているのかもとても興味がある。
同じ組織で働いている。
当たり前のことのように思えるかもしれないけど、これは奇跡的な偶然の産物。
本当に偶然たまたま同じ時代に好む好まざるとにかかわらず同じ生コンというテーマに従事している。
それも、同じ事業所(工場)でだ。
そんな奇跡的な巡り合わせの仲間たちがラストワンマイル(現場)で一体どんなことを見て、聞いて、感じているのか。
お客様とどのように関係しているのか。
そんなラストワンマイルの共有が生み出す「生コンでいいこと」
例えばこうした「足元にワイヤーメッシュ」が敷設されている現場。
施工中「足元不安定そうでたいへんだな」と感じたりする。
その感じることが大切。
ひょんな時に出会うひょんな新技術や新工法。
例えば、これ。
富士西麓ガーデンの木川社長が施工中の土間コンの上にパラパラ撒いているのはポリプロピレン繊維。
表面の繊維はタンピングされることで沈み込みワイヤーメッシュ以上にひび割れ抑制効果を発揮する(https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/madapp.html)。
この工法では事前のワイヤーメッシュ組み立てや施工中の足元の不安定を解消することができる。
これは、「現場で感じたこと」が解決策となって形になったもの。
現場にはいろんなチャンスが転がっている。
⚫︎型枠を外したらド派手なジャンカ(施工不良)が発生してしまっていた(→コンクリート色合わせ)
⚫︎冬場の土間コンクリートは作業が深夜にまで及ぶらしく大変だ(→透水性コンクリート)
⚫︎狭い箇所での埋め戻しは手間も時間もかかって大変だ(→生コン屋さんの埋め戻し材)
⚫︎生コンの一輪車での運搬大変(→ネコイラズ)
これまで長岡生コンの現場ラストワンマイルでは多くの「共感」が生まれてきた。
その共感はいろんな「生コンでいいこと」をこれまで生み出してきた。
共感をその人だけの心に留めておくのは勿体無い。
だから、日々メッセンジャーグループはいろんな人の現場での感じたことの共有で賑やかだ。
「ねえ、見て見て!」
現場共有のメッセンジャーグループはエリコさんの好みでデザインが変更されている。
事務所だってそう。
誰かが模様替えをしたければその気持ちを抑える必要はない。
誰もが指示を受ける必要のない信頼された個人。感じたことを実行に移す権利がある
ふと気が緩むと組織には階層ができてしまう。
さながら、誰かが誰よりも「上」とか「下」といったような認識がはびこる。
「上司や会社が決めたことだから」
こうして組織のラストワンマイルに身を置く個人は思考停止に陥って自ら考え行動に移すことを諦めてしまう。
僕は自分が所属する組織がそんな風になってしまうのであれば死んだほうがマシだと思っている。
誰もが感じたことを自由に表現できる場所。
一生の内で仕事に捧げる時間は決して短くない。
その短くない時間が自由で伸び伸びしている時間であったらきっと人生は変わるはずだ。
会社法上の登記事項に過ぎない「代表取締役」と名のついた僕のことを無闇に気にする必要はない。
組織の中に壁や階層があるなんて勝手に個人が思い込んでいるマヤカシだ。
そんなものは無い。
ただ、人がいるだけ、そして、その人はまた他の会社の人と繋がっているだけ。
いいことをするのに遠慮をする必要はない。
僕が信じている組織のあり方だ。
僕は僕であり、あなたはあなたで、他人は他人。
それぞれの事情を理解し思いやり、ありのままの自分で仕事の時間を過ごす。
みんな、そんなふうに働ける職場が生コンポータル。
そして、それぞれみんながその時にいる場所。
現場。
「現場は生コンポータルの主戦場」
いつもそのラストワンマイルを共有くださってまことにありがとうございます。
宮本充也