2023/09/11
「オワコン」「オコシコン」「ドットコン」「イワモル」「ヌテコン」(週刊生コン 2023/09/11)
生コンポータルの推しのコン「オワコン」「オコシコン」「ドットコン」「イワモル」「ヌテコン」はそれぞれに互いを支え合うことでシナジーが発生し「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」が実現する。そんな1週間を振り返る(週刊生コン 2023/09/11)。
生コンポータル5つのプロダクト
①「やっぱすごい」オワコン吸水力
安価な雑草・ぬかるみ・水たまり・段差対策としてバズ中の「オワコン」の吸水力は開発者自身も改めて驚かされるものだった。
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【参考】現場で余った生コンでもできちゃう?!
そして、もっとすごいのは、「アマリモノでできちゃう」という点。なお、コンクリート産業ではそんな「アマリモノ」は「残コン」と呼称され社会問題化しつつある。
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②いぶし銀?!「オコシコン」
なお、我が国では透水性コンクリートといえば「ポーラスコンクリート」と認知されている。草分けプロダクト「パーミアコン」(佐藤渡辺)に始まり、現在生コンポータルでは写真の「オコシコン」を推している。
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③期待の新星!「ドットコン」
そんな透水性コンクリートの歴史にあって最も新しい期待の新星として現在火のように認知を広げているのが「ドットコン」。なお、本製品の見学会は定期的に開催されており、次回は明日(2023/09/12)開催予定。
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④設備のいらない流動化処理土「イワモル」
続いて、これまで残土を受け入れて特殊設備などを用いて製造されていた流動化処理土は、「粉を水に溶かすだけ」で製造できる「イワモル」に帰結している。今後のさらなる改善が期待される。
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⑤やっすい生コン「ヌテコン」「2×3コン」
そして「ジオポリマー」や「AAMs」と専門用語では呼ばれている「セメントを用いない」あるいは「SCMs(高炉スラグ微粉末など)」をふんだんに用いた安価な生コンはこの9月からいよいよ市場と顧客に本格的に届けられる。
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大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環する。
写真は「オワコン」。生コンポータルが推す5つの「推しのコン」はすべてJIS外生コンとして製造・販売されている。つまり、既往産業構造のしがらみに妨害されることなく自在に実装が進みやすいことから、コーポレートコミットメント「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」の実現はここから進む。
「コンクリートをもっと身近に」
そして、今週は見学会や土木学会などなどイベント盛りだくさんでほとんど地元にいられないけど、休める時にきちんと体を休ませて、皆さんと最高に盛り上がりたいと思っていますっ。
オワッコーン‼︎
いよいよ5つの「推しのコン」が揃いました。センターポジションを獲得するのは「どのコン」でしょうー。。
作者・宮本充也