長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2020/10/12

「改めてドライテックを考え直してみる」(週刊生コン 2020/10/12)

「改めてドライテックを考え直してみる」(週刊生コン 2020/10/12)

新しい1週間が始まった。月曜日は必ず前週1週間の記事およそ21編のブログを振り返って近況を総括し週刊生コンとしてまとめる。いよいよ秋、そして冬を迎えるこの季節に、「来年こそは土間コンの標準工法」を目指して、「改めてドライテックを考え直してみる」(週刊生コン 2020/10/12)。



《庭ファン》「気になる価格差 土間コンvsドライテック」外構YouTuber/エクステリア情報配信

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/vsyoutuber.html

《庭ファン》に特集されて、改めて気づかされた。

「土間コン同等の予算も可能」

「将来は土間コンの標準」

そんなふうに常に土間コンを意識して情報発信をしてきたが、灯台下暗しともいうべきか、コスト比較をこれまで徹底して行ったことはあまりない。

今回は《庭ファン》が作ってくれた資料をベースとすることで一般にもなるべくわかりやすく、

土間コン vs 透水性コンクリート

をまとめられるよう努めた。

「改めてドライテックを考え直してみる」

涼しくなってきて冷静に考察を深めやすい季節になってきた。

普及が加速してきた今だからこそ見つめ直したいドライテックの価値。



「《今、話題の》透水性コンクリート《ドライテック》 御社プラントから出荷しませんか?」生コン工場向けDM原稿

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/_dm.html

そもそも、「水」が当たり前に人々の喉を潤しているのはなぜか?

砂漠に住む民と違って、僕たちは喉の渇きを感じたらすぐに水を飲むことができる地域と時代に生きている。

なぜか?

それは、上水道がきちんと整備されているから、ということができる。

蛇口は身近だ。

だから、いとも簡単に僕たちは水で喉を潤すことができる。

一方で、産業にとっての透水性コンクリートはどうだろう。

「生コン」については産業を構成する人々にとっては随分身近になっているはずだ。

流通体系も、産業70年の歴史の中できちんと整備されてきた。

一方、台風やゲリラ豪雨などの冠水被害やヒートアイランド現象の抑制に効果があるとされ時代に求められている透水性コンクリートはどうか。

この問いが大切だった。

もちろん、「知ってもらう」も大切だけれど、もっとその前に、「水道のように供給するインフラ」を構築する。

現在その数全国に428工場(全体の13.3%)。

まだまだ、水道と水のような身近な存在とは言えない。

「改めてドライテックを考え直してみる」

もっと身近になるためには、製造に協力してくれる工場への情報発信が大切だ。



《絶対にグランプリ》「グッドデザイン賞ベスト100プレゼン会の模様」フッコー

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/100_2.html

「知ってもらう」

水を飲めば喉が潤うことは誰しも知っている。

知っていることすら意識しないほど当たり前のことだ。

透水性コンクリートは今や生コンのように全国各地で求めることができるようになり、そのテクノロジーを採用すればミクロでは「自宅の水はけや雑草対策」という効果があり、マクロでは「ヒートアイランドや冠水被害の抑制」が実現される。

このことを知っている人は果たしてどれだけいるだろうか。

たったこれだけのことを「知ってもらう」だけのために、僕たちはあらゆる手立てを講じてきた。

今回キーバインダー製造元のフッコーから申し込みをしたグッドデザイン賞もその1つの取り組みだ。

「知られていないことは存在していないのと同じ」

このことを至言として、情報発信を習慣化してきたことの成果が、ようやく今形になり始めている。



【埼玉】「防滑(ノンスリップ)効果こそ透水性コンクリートの真の価値?」渋谷建材

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_1353.html

そう言った意味では「滑らない地面」というのも、「知られてない」のではないか。

よほどのことがない限り人は一生で地面(舗装)のことをそれほど時間をかけて考えることはない。

意識することはほとんどないのが地面(舗装)というものだろう。

その領域をプロの分野として働く僕たちにはそれなりの使命があるのだと思う。

「滑らなかったら怪我してなかった人たち」

「雨の日に冷や冷やしながら歩いている人たち」

その人たちにとって僕たちの仕事が問題解決策になり得るなんて知る由もない。

だから僕たちは伝えなければならない。

「改めてドライテックを考え直してみる」

一つの分野のことだとしてもプロである僕たちはあらゆる角度から一つの分野を繰り返し繰り返し見つめる必要がある。

その彫琢を経て本当の価値が立ち現れてくる。



毎日ブログを3本書き続けていると流石にねたに困ることだってある。

毎月月曜日の習慣となっている週刊生コンはただただ前週の振り返りをブログを通して行うだけ。

たったそれだけのことでも、ノルマの1つを達成するのにとても有効だし、続けていると同じ事象でもまた別の素顔を覗かせることに気づくこともある。

「改めてドライテックを考え直してみる」

それは、透水性コンクリートが一般から考えられていること以上に、それ以外にも、人を喜ばせる何かを持っていることに気づくきっかけになったりする。

あっという間にこの分野に人生の15カ年を捧げてきたことになる。

ここまで透水性コンクリートに打ち込んだ人物もそうそういないはずだ。

そんな僕たちにしかできない貢献がきっとある。

「改めてドライテックを考え直してみる」



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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