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2022/05/19

有限会社小島建材店のJIS取消しという事態について聞いたことと思ったこと


事態は風雲急を告げています。チンタラやってる場合じゃないです。

残コンに国を上げて取り組まなければなりません。
僕たちはトカゲの尻尾じゃありません。
色々日々感じたり思ったり考えたり行動したりしている市民です。

これを埋もれさせてはなりません。絶対に。

経済産業省ニュース:https://www.meti.go.jp/press/2021/02/20220221002/20220221002.html

有限会社小島建材のJIS取消し

もちろん、やったことは悪い。

絶対に許されない。

ただ、この事件を、単なる噂話とか、気の毒な話とかで片付けてはなりません。

誰かが責任をとってそれでおしまいなんてことしたらいつまで経っても僕たち生コン屋は底辺です。

ヒエラルキーのどん底です。

いつまで経ってもうだつが上がりません。

今こそ、立ち上がる時です。


事態は、JISマークをつけた生コンに残コンを使ってたっていう、確かにアコギな話です。

やっちゃあならない。

そして、それらはすべて聞いた話によると、内部告発だったそうです。

いつ、どの現場に、どのくらいの数量、残コンを納品したのか。

すべて記録されていたそうです。

ずいぶん深い怨念だなあと思いました。

怖いな、と。

当然そんなことやってたらJISなんか剥奪されて当然。

そりゃ、わかる。

で、この件、小島建材さんが責任取って幕を引きました、で終わっちゃあならない背景がある。



六合コンクリート事変の再来?

もう、10年以上前になるだろうか。

僕たち建設・コンクリートパーソンを震撼させた事変。

六合コンクリート事変。

生コン業界における姉歯事件みたいなもんだ。

使っちゃいけない安い骨材(溶融スラグ)を使ってJISマークつけて高層ビルだの橋だのに出荷しまくってました、って事件。

あれは、ビビったでしょ、みんな。

その後詳しくは知らんけどどうなったかっていうと被害総額数十億(安く見積もって)の大事件となり、当然ゼネコンは仕入れ先の商社、さらには、協同組合、そして生コン工場に損害賠償を起こした。

もう建ってしまったビルについては国がテコ入れして「後追い大臣認定」というウルトラcをかまして事態を沈静化させた。

あの事件。

規模感は知らないが、それと似たようなことが起きてるってことをxxxx(xxxx xxx)のxxさんから聞いた。

xxさんは圧送車の手配に合わせて生コンも手配されていた。

つまり、商社だ。

その仕入れ先に小島建材店があった。

ことが生コンだから、ありとあらゆる先に販売していただろう。

その1に大手HMxxxxxさんがあったという。

先述の通り、小島建材さんのそのやばい生コンが納品された現場は全て記録でトレースできるため、「これじゃあ、建て直しだね」ってことになる。

何棟建ったのか知らんが、それら全てが立て直しってことになったら、これ、被害額まあまあな額にのぼるんだと思う。

「これ、xxさんところに損賠請求しなければなりませんね

xxxxxさんはそんなお考えを示したという。

まあ、仕方ない、それは通常の商慣習ではそうなるだろう。

担当者を責めるわけにもいかん。

一体、いくらになるのか。

考えたくもない。

それらを小島建材店さんに請求したところで、まあ、あまり意味もなかろう。

こうやって僕たちはトカゲの尻尾のように切り落とされるのだろうか。



都市部における残コン問題の真相

僕の勤めている生コン屋さんは山奥だし長閑な場所だから実感としては理解できない。

ただ、見たり聞いたりした話では、都市部における残コンは小島建材店さんのような事態を招き安いということがわかる。

(だからと言って、やっていい、とは言ってない)

まず、生コン工場には敷地がない。

めっさ狭い500坪以下とか、車の置き場もない、そんな狭い環境で生コンを製造出荷している。

いくつか訪ねたことがあるが、残コンが現場に余ったとしてもそれを持ち帰っておいておくスペースなんざないわけだ。

で、どうするかっていうと、余ったらすぐに処分場に持って行くってわけ。

浮間舟渡とか城南島とかそんなところにあるらしい。

どんな名目で持っていってんのか甚だ謎だが、というのも、ゼネコンや工務店はマニフェストを発行していない、そのそれを、どんな名目で受け入れてんのかさっぱりわからんってことだが、ただひとたび残コンが発生しちゃうと配車計画がぶち壊れるってことは容易に想像つくだろう。

人不足、資金不足のこの折に、配車効率がズタボロになる。

残コンを真面目に処分してたら生コン工場の経営がズタボロになる。

みんな車両も人もギリギリでやってる。

その中で余った残コンの上に新しい生コンをのせて新しい生コンですって言って売りたくなる小島建材店さんの気持ちは生コン工場実務者ならわかるはずだ。

やったことは間違いだけど。

でも、これは、小島建材店が責任とっておしまいってことでいいのだろうか?



これ、このままにしておくと、絶対締め付けが強化される

これ、xxさんも僕も立ち上がることを決意した。

フルオープンで全てを明らかにすることを決意した。

僕たちは家畜じゃない。

市民だ。

人権を持ってる。

トカゲの尻尾のように切り落とされていいはずがない。


これ、今までのように無言で付き従うようなことやってたら絶対JISもっと厳しくなる。

もっと箸の上げ下げまで指図されるようになる。

全て悪いのは悪さを思想な生コン屋です、なんてことになったら最悪だ。

もっともっと厳しい訳のわからない規格を押し付けられ、面従腹背、狐と狸の化かし合いが始まる。

もう、規格行政とラストワンマイルの隔たりは回復不可能なところまで行ってしまうだろう。

嘘をついてその場をやり過ごすわけにはいかない。

昨日、残コンさんいらっしゃいのmtgでこの事態の共有をしたところ東京都立大学の上野敦先生が以下のようなことをおっしゃっていた。

「そこまで残コンまめに記録取れるならトレーサブルであるならば、きちんと管理して新しい生コンを積んで、それにJISマークつけられるじゃん」

じゃん、とは言わなかったけれど、似たようなことをおっしゃられていた。

それ、それですよ、先生。

それですよ。

先生方が、本当の本当を理解していただいて、JISが柔軟になってくれるのであれば、これから小島建材店さんのような工場はなくなる。

そして、そのツケを回される気の毒な商社がいなくなる。

絶対ここで押し黙ってはならない。

発信しよう。

ガンガン攻めよう。

もう、逃げない。

とことんやります。

xxさん、一緒に頑張ろう。

RRCSもよろしくお願いします。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
あとじゃん先生
(宮本充也)

1級(造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

エクステリアプランナー(2級)

メーカーは消費者のことを啓蒙する必要のある素人として軽んじている。
「最近の施主はインターネットで付け焼き刃に知恵つけやがって」
こんなプロ施工者や製造者のひどい声を聞かされることもしばしば。
ものづくりは消費者の方を見ていない。 [ 続きを読む ]

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