2022/11/09

【静岡】《残コン流動化処理土》「副産物残コンを用いてプラントをそのまま流用しコストを抑えてさらにエコ」

YNU船山さん他がICCを訪ねて行われた残コン流動化処理土実機製造。あるものでなんとかなる。余計なものは使わない。これぞ理想的なプロダクト残コン流動化処理土は次世代の生コン事業所になくてはならない存在へ。

残コン流動化処理土の実機製造

試し練り

こちら、ひゆう君が練ってるのが、残コンとセメントだけで作った流動化処理土なんです。。
自分、仕事あんま得意じゃないから、詳しいことはわからないんだけど、姐さんこういうの好きですよね？

おい、てめえ、残すなよ！
残コン残さず生コン工場で付加価値製品になるっていうんだから宮本たちすげえよな。
今はひゆうがプラントで製造する前段階で配合をチェックしてるとこだ。
この後開発担当者の船山が実際にチェックしてGOが出たら本番だ。
残コンで穴ボコ埋めんぞ！！

フレッシュ性状OK 船山のGOサイン

みろ、この、船山の満面の笑み、隙がねえだろ。
ひゆうの作った試験練りの結果は上々だったみてえだな？

な。。なるほど。こうして実際の現場を模してボイドの中に打設するんですね。。
それにしても生コンプラントで製造できて生コン車で届けられるってすごいっすね。
自分でもわかるくらいです。。

生コンプラントから残コン流動化処理土

おい、お前、頭悪くねえな。
「生コン工場で」「生コン工場の副産物（残コン）で」全部が賄えるってのがすげえとこなんだよ。
みろ。

あ。。あっけなく出来上がってしまった。。
ICC（長岡生コンクリート）内に設置されてある残コンステーションで改質した残コンで、ほとんど加工することもなく流動化処理土が出来上がってしまった。。

流動化処理土に求められる各種性能を満足した残コン流動化処理土

みろ、船山の顔。
また満面の笑みたたえて隙がねえな、こいつ。
それだけ結果が良好だったみてえで、向かう所敵なしって感じで末恐ろしいな。
今のうちに摘んどくか？？

詳細は最後に、宮本さんに解説してもらうとして。。
その場にいた人全員が大変驚かれたみたいっすね。。
確かに、こんなに簡単に流動化処理土が工場の中のモノ（高炉セメント・残コン・設備）だけでできてしまうんだから。。
み、宮本さん、ポイントを教えてください。。

残コン流動化処理土のすごいところ解説

や、やあ、残コンさん、残コン姉さん。。
それでは最後に宮本さんからこの「残コン流動化処理土のすごいところ」について解説をします。

1. 副産物（残コン）を利用しているから安い
2. プラントの中の設備をそのまま流用でき生コンを作るのと全く同じで楽
3. 原材料は残コン・高炉スラグ微粉末（あるいは航路セメント）・水だけだから安い
4. 資源を循環させているからエコ
5. 生コンとW製造・出荷で操業度UP（輸送効率の改善）

船山さんの満面の笑みと同じくらい隙がないんだ汗。
すごいものが誕生しちゃったよね。
この日以来関係者で議論は沸騰し続けていて今も熱にうなされながらもチャットで技術談義に花を咲かせているところさ。
きっとこれは次世代の生コン産業になくてはならないプロダクトに進化していくね。
そのためにも、さっさと風邪を治してしまわねば。。
やれやれ、発熱4日目もなんとか3本無事書き仰た。。
それでは引き続きPRよろしく頼みます、残コン姐さん、残コンさん！！

は。。はあ。

お前ら！残すなよ！！
残ッコーﾝ‼︎

作者・宮本充也

宮本充也

主な著者
宮本充也

危険物取扱責任者（乙4）/1級（舗装・造園・建築・土木）施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

毒物劇物取扱責任者/日本農業検定（1級）/エクステリアプランナー（2級）/運転免許証（大型・中型）

勉強中の資格：採石業務管理者/2級FP技能士